とんかつの新たな可能性を広げる! 吉祥寺で味わう新潟の郷土料理【新潟カツ丼 タレカツ】

日本にとどまらず、世界で人気のとんかつ。寿司や天ぷらの次に流行する日本食として、注目度は高まるばかりです。

厚みをもたせてカットした豚肉に、パン粉をまぶして揚げた料理がとんかつですが、店や地域によってもスタイルはさまざま。

新潟の郷土料理であるタレかつ丼は、通常とは異なり薄切りの豚肉を使ったとんかつで、ソースにくぐらせてから白米の上にのせます。

カツ丼とも違うタレかつ丼は、とんかつの楽しみ方の可能性を広げてくれる存在です。

『二段もりカツ丼』 ランチ:1,400円(税込み)/ディナー:1,460円(税込み)

吉祥寺で訪れたい!新潟スタイルのとんかつ

新潟に行かずとも、本場のタレかつ丼を味わえるのが、東京、京都、大阪に店舗を展開する『新潟カツ丼 タレカツ』です。

東京で第1号店をオープンさせた『新潟カツ丼 タレカツ』は、新潟産の食材を中心に使用し、作り方も本場のタレかつ丼に忠実。

新潟産の『和豚もちぶた』を薄く伸ばし、高温に熱した純正ラードで揚げて仕上げます。

揚げ油に純正のラードを使うことで豚肉との味の馴染みがよくなる

使う部位は、モモ肉もしくはヒレ肉の2種類。『二段もりカツ丼』では、豚のモモ肉を使ったとんかつを、贅沢に6枚(ランチタイムは5枚)も使用しています。

タレかつ丼の命ともいえるタレは、添加物を使わない有機醤油をベースに、砂糖や特製のスープを加えた秘伝のレシピ。

日々タレを継ぎ足し、火を入れることで、塩気と甘みが調和した格別な風味を生み出します。

タレかつ丼はとんかつにタレをたっぷりと染み込ませるのが特徴

タレが染み込んだとんかつは、パン粉のサクサクとした軽い食感を残しつつも、肉質そのものはしっとりと、ジューシー。

肉本来のうまみがしっかりとしているため、薄くとも十分な食べごたえです。タレの甘みが一体となれば、奥深いコクが生まれます。

タレかつ丼の特徴でもある薄いとんかつ

米もまた美味。新潟産の『こしいぶき』を使い、少し硬めに炊くのが『新潟カツ丼 タレカツ』のこだわりです。

硬めに炊き上げることで、タレがよく染み込み、かつ米の食感も保たれます。細部までこだわり抜かれたひと口が、人気店たる所以です。

『新潟カツ丼 タレカツ』のとんかつも実力派

『新潟カツ丼 タレカツ』で提供しているのは、本場新潟のタレかつ丼だけではありません。

『ロースカツ膳』は、豚の分厚いモモ肉を使うとんかつで、白米や味噌汁がセットになった定食スタイルでいただけます。

『ロースカツ膳』 1,740円(税込み)

「新潟品質」を掲げる『新潟カツ丼 タレカツ』では『ロースカツ膳』の豚肉も、新潟産の『和豚もちぶた』。

看板メニューであるタレかつ丼はさすがのおいしさですが、こちらの『ロースカツ膳』も、これまた絶品なのです。

特筆すべきは、脂身の甘さ。肉厚なぶん、脂身の濃厚な風味をダイレクトに感じられます。

『ロースカツ膳』の米は、新潟産の『こしひかり』を使用

ブランド豚である『和豚もちぶた』に頼ったおいしさかといえば、そうではありません。

ラードとキャノーラ油をブレンドした揚げ油でとんかつを揚げることで、衣はクリスピーな食感。

タレかつ丼とは違い、タレを染み込ませないため、衣の軽い食感で、味わいにも差がでます。

揚げ油の温度は低温で時間をかけて揚げている

『ロースカツ膳』は、セットで付いてくるソースを少量とんかつにつけて食べるのもいいですが、おすすめは断然塩です。

『和豚もちぶた』が持つ強い甘みとうまみが、少量の塩により際立ちます。

卓上に用意されているカラシをつけて食べるのも、店のおすすめ

タルタルソースが絶品の『海老丼』

新潟にあるタレかつ丼の専門店のほとんどが、店で提供するメニューはタレかつ丼のみだといいます。

しかし、メニュー内容にバリエーションを持たせているのが、東京を中心に店舗を広げた『新潟カツ丼 タレカツ』らしさ。

『ロースカツ膳』はもちろん、野菜のフライととんかつを組み合わせた『野菜カツ丼』、エビフライを乗せた『海老丼』などチョイスは豊富です。

『海老丼』 1,390円(税込み)

とりわけおすすめなのが『海老丼』。大振りのエビフライが4本も乗った豪華さが目を引きます。

プリプリとした弾力のあるエビの身は食べごたえがあり、サクッと香ばしい衣との相性も抜群。白米の上には千切りのキャベツが敷かれ、エビフライの後味を軽やかにしてくれます。

一緒に提供されるタルタルソースは基本のレシピに忠実に、使う材料は、タマネギ、ピクルス、塩、コショウ、マヨネーズ、茹で卵。特別な材料は使っていないものの、甘さと濃厚なコクがあり、エビのうまみをしっかり引き立ててくれます。

シンプルながらも計算された美味しさが詰まった一杯です。

卓上に用意されている山椒(さんしょう)や七味唐辛子を振るのもおすすめ

吉祥寺駅の北口側にある『新潟カツ丼 タレカツ』の吉祥寺北口店は、カウンター席のほか2階にはテーブル席もあり、1人でももちろん2人以上での利用にも最適。

吉祥寺で新たなとんかつ料理を体験するのなら、『新潟カツ丼 タレカツ』はうってつけの存在です。

店舗情報

店名 新潟カツ丼 タレカツ 吉祥寺北口店
にいがたかつどん たれかつ きちじょうじきたぐちてん
Niigata Katsudib Tarekatsu Kitijoji North Branch
住所 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-13-2 白石ビル 1・2階
アクセス 吉祥寺駅北口から徒歩3分
  • JR中央快速線(JC11)
  • JR中央・総武線(JB02)
  • 京王電鉄井の頭線 (IN17)
電話番号 0422-27-2790
予約 不可
支払い方法
  • 現金
  • カード可(American Express・Diners・Discover・JCB・Master・VISA)
  • 電子マネー可(交通系電子マネー〔Suicaなど〕・Apple Pay・iD・QUICPay)
  • QRコード決済可(PayPay)
サービス料・席料 なし
営業時間 11:00〜22:30(LO22:00)
定休日 なし
※不定休あり
席数 25席
※カウンター15席、テーブル10席
喫煙・禁煙 全席禁煙
ウェブサイト https://www.tarekatsu.jp/
その他
  • 日本語・英語対応のメニューブックのみあり
  • アレルギー対応メニュー、ヴィーガン・ベジタリアン対応メニューは注文時に相談可。ハラール対応メニューなし
  • 車いす可(混雑状況によって不可の場合あり)
  • テイクアウト、デリバリー可
  • スーツケースを置くスペースあり
  • Wi-Fiなし
  • 客が撮影した店の料理写真や動画のSNS投稿は可
  • 個別会計は可

※メニューの内容や料金、店舗情報などは2025年5月時点のものです。