東京有数のビジネス街である新橋は、大衆居酒屋から高級レストランまでバラエティ豊かな飲食店が楽しめるグルメタウン。
新橋駅日比谷口(SL広場)の目の前に立つ『ニュー新橋ビル』は新橋を代表するビルとして有名で、独特でディープな雰囲気が人気を集めています。

『ニュー新橋ビル』の2階に店を構える『かに地獄 新橋』は、北海道直送の新鮮なカニを、リーズナブルに思いっきり堪能できると評判の店です。
『かに地獄』では、新鮮なカニを常時3〜4種類展開しています。
店頭の冷蔵庫には、甘みが強くジューシーな紅ズワイガニ、身が太く旨味が濃厚な本タラバガニ、そして生きた状態の最高級毛ガニなどがずらり。
店に入った瞬間から、期待で胸が高鳴ります!

カニのうまみが凝縮した『蟹漁師鍋』は至極の美味しさ
『かに地獄 新橋』の名物は、『蟹漁師鍋』です。
具材の主役は、鮮やかな紅ズワイガニと上品な甘みが特徴の本ズワイガニ。
鍋からあふれんばかりに盛られ、アサリ、タラ、豆腐、ネギ、白菜、春菊など魚介や野菜もたっぷり入っています。

『蟹漁師鍋』 6,980円(税込み)
1つの鍋で2~3人前ほどある『蟹漁師鍋』は、提供前にあらかじめ具材が茹でられているので、鍋が沸騰したら食べ頃です。
まずスープをひと口飲むと、カニの身から染み出たエキスと出汁、野菜のうまみが融合した濃厚な味わいが全身に染み渡ります。

鮮やかな紅色に艶めく紅ズワイガニは、殻を手で掴んでひと口で食べてください。
やわらかい身からうまみがジュワっとあふれ出し、まさに至極の味が体感できます。

カニの身は、足の関節の部分に詰まっていることも。ねじって殻を外すと、見逃しがちな部分の身まで取り出せます。
ただし、種類や部位によっては空のこともあるため、無理に外す必要はありません。
素手が気になる人は、ビニール手袋も用意されているので安心してください。

日本の鍋料理は、具を食べた後、最後にご飯や麺を入れて楽しむのが定番。
『蟹漁師鍋』でおすすめなのは『〆ラーメン』です。

『〆ラーメン』 600円(税込み)
『〆ラーメン』の麺もあらかじめ茹でられているので、鍋に入れて数分煮込めば食べられます。
カニを中心に、さまざまな具材のうまみが凝縮したスープと麺の相性は抜群!
スープの量が少ないと感じたら、麺を入れる前にスタッフに伝えると、無料で足してもらえるサービスもあります。

香ばしさと出汁の風味がたまらない『蟹釜飯』は絶品!
『かに地獄 新橋』は、ほかにも多彩なカニ料理が楽しめます。
『蟹漁師鍋』とともに味わいたいのが『蟹釜飯』。伝統的な釜飯スタイルで提供されます。
炊き上がるまでに約30分かかるので、最初にオーダーするのがベターです。

『蟹釜飯』 1,100円(税込み)
炊き上がって蓋を取った瞬間、おいしさを確信する香りが。
新鮮なカニならではの豊かな香りが、立ちこめる湯気とともに漂います。
具材に使われるのは、その時期に旬のカニ。また、春菊の苦みが風味にアクセント加えます。

炊き上がった後の『蟹釜飯』
カニはほぐし身以外に、殻に入ったままの身もあるので、卓上のハサミで剥いて取り出します。
自分で剥くのが難しい場合はスタッフへ。
『かに地獄 新橋』は、どの料理でも殻を剥いてくれるサービスがあるのも嬉しいポイントです。

すべての身を取り出したら、よく混ぜて食べましょう。
釜で炊き上げることでカニのうまみがご飯に染みこみ、米の甘みと融合して噛むほどに深みのある味が楽しめます。

さらにUmami bites編集部のおすすめは、稀少なカニ味噌をシンプルに味わう定番の『カニ味噌甲羅焼き』です。

『カニ味噌甲羅焼き』 860円(税込み)
網の上で火を入れて、5分ほど焼いたら食べ頃です。
香ばしく濃厚な味噌は、日本酒のお供に最適。
『蟹漁師鍋』の蟹の身を、『カニ味噌甲羅焼き』の味噌に付けて食べると、リッチな味が堪能できます。

選んだカニをすぐ調理する『量り売り』も必見!
よりカニ尽くしの贅沢な食体験を楽しみたい人は、店頭に並べられているカニの量り売りは体験必須です。
店頭に提示されているのは100gあたりの価格で、販売はひとかたまりから。
東京では破格の価格設定です。大きさは、カニを選んだ後、目の前で計測されます。

調理法は『焼き』か『茹で』を選ぶことができます。カニの特徴やどの調理法が適しているか分からなければ、スタッフに尋ねてください。
市場で競りをするように、自分がカニを選んで食べる時間は、まさに格別です。

酒好きには破格の飲み放題も
カニ料理とともに楽しみたいのが、多彩なお酒。
生ビールからサワー、ハイボール、焼酎、日本酒、ワインがそろい、『かに地獄 新橋』では30分350円から飲み放題で楽しめます。
単品のオーダーもできますが、1時間に3杯以上飲むなら飲み放題の方がお得です。

『かに地獄 新橋』は、英語が話せるスタッフがいます。また、メニューにも英語表記があるので安心です。
ノスタルジックな街で満喫するカニ尽くしディナーは、忘れられない食体験になるでしょう。

店舗情報
店名 | かに地獄 新橋 かにじごく しんばし Kanijigoku Shinbashi |
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住所 | 東京都港区新橋2-16-1 ニュー新橋ビル 地下1階・2階
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アクセス |
新橋駅烏森口から徒歩1分
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電話番号 | 03-3502-6101 |
予約 | 可 ※電話から予約可 ※予約時間より2時間制 |
支払い方法 |
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サービス料・席料 | チャージ料660円 ※コース注文時不要 |
営業時間 | 地下1階 月~金曜日17:00〜23:30(LO) 土日・祝日12:00~23:30(LO) 2階 16:00~23:30(LO) |
定休日 | 奇数月 第2日曜日 |
席数 | テーブル108席 |
喫煙・禁煙 | 全席禁煙 |
ウェブサイト | https://www.dd-holdings.jp/shops/kanijigoku |
その他 |
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※メニューの内容や料金、店舗情報などは2025年6月時点のものです。