日本食の代表的な存在であるラーメン。定番の味に醤油、塩、とんこつ、味噌があります。
中でも発酵食品である味噌をスープに使う味噌ラーメンは、コクのあるうまみが魅力です。
東京の中野にある『味噌が一番』では、味噌の風味を最大限に引き出したラーメンが味わえます。

『味噌が一番』の内観
味噌の豊かな香りとコクを生かしたスープに、中太麺を合わせるのが定番の味噌ラーメン。
現代では、味噌の種類や出汁との組み合わせ、合わせる麺の太さや食感、さらにトッピングにまでこだわった、さまざまなスタイルの味噌ラーメンが全国各地で登場しています。
味噌の配合からスープの取り方、具材の組み合わせに至るまでこだわる『味噌が一番』は、季節を問わず多くの人を惹きつける人気店です。

最後まで熱々で味わえる濃厚な『土鍋味噌つけ麺』
『味噌が一番』が最も重きを置いているのは、スープの根幹をつくるブレンド味噌。
塩味の強い長野県産の『神州一味噌』、熟成感のある北海道産『紅一点』、コク深い愛知県産の八丁味噌の3種類を独自の配合でブレンドし、魚介や鶏から抽出した出汁とフォアグラなどを加えます。
看板メニューの『土鍋味噌つけ麺』のつけ汁は、特製のブレンド味噌に、豚と鶏の白湯を合わせて完成です。

麺は、愛知県産のブランド小麦粉『ゆめあかり』と全粒粉をブレンドした自家製の太麺。
毎日店内の製麺室で練り上げ、24時間以内に提供することで鮮度も追求しています。

『土鍋味噌つけ麺』の麺の量は茹でる前で230gとたっぷり
具材のモヤシとキャベツは、時間が経つと水分が出てしまうため、スープが薄まらないように茹でずに高温の油で手早く揚げます。
豚の肩ロースとバラ肉の2種類のチャーシューは、炭火で炙ってスモーキーな香りに。具材を盛り付けたら、全体にフォアグラ脂をまわしかけて仕上げます。
麺とスープを分けて提供されるつけ麺は、麺をすべてスープに入れるのではなく、食べる分をその都度スープにつけて食べます。
『土鍋味噌つけ麺』は土鍋で提供されるので、時間が経っても熱々で食べられるのが嬉しいポイントです。

『土鍋味噌つけ麺』 1,080円(税込み)
麺をひと口すすると、口いっぱいに広がるのは、濃厚な味噌の風味と香り、そして奥行きある味わい。
麺の弾力のある食感も心地よく、小麦の香りとスープの味噌の風味が絶妙に調和した味わいは、思わず目を見開いてしまうほどです。

具材はモヤシとキャベツ、2種類のチャーシューのほか、パプリカとメンマ、ネギも
卓上にある日本の伝統的な香辛料、十味も試してみてください。辛みをプラスすることができ、より刺激的な味わいへと変化します。
味噌はご飯との相性もよいので、麺と具材が食べ終わったら、『おじやセット(土鍋味噌つけ麺用)』の追加注文もおすすめです。
スープにご飯と卵、ネギ等の薬味を入れて再度加熱してつくるおじやは、『土鍋味噌つけ麺』を二度おいしく味わえます。

十味は少しずつかけるのがおすすめ
ジャンクで刺激的な『辛いどろ味噌麺』は病みつきの味!
濃厚な味噌に辛みをきかせた刺激的なラーメン、『辛いどろ味噌麺』。
刺激を求めるラーメンファンたちの間で、根強い人気を誇るメニューです。

『辛いどろ味噌麺』 1,080円(税込み)
『辛いどろ味噌麺』のスープは、ベースのブレンド味噌に背脂を合わせて乳化させ、辛みだけではなく甘みもある韓国唐辛子と豆板醤、自家製のラー油、花椒(ふぁーじゃお)などを合わせた濃厚仕立て。
激辛ではなく、うまみとのバランスが取れた辛さが、濃厚なスープに深みを与え、口の中にじんわりと刺激を広げていきます。

『辛いどろ味噌麺』には、スープとの相性を考えた自家製の細麺を使用。濃厚なスープがよく絡み、病みつきになるようなジャンク感のある味わいです。
中央に添えられた刻みチャーシューと肉味噌の山を少しずつ崩して混ぜることで、味の変化も楽しめます。
クセになるパンチのきいた味わいに、リピーターが絶えないのも納得です。

ほかにない斬新な夏限定つけ麺『冷や汁つけ麺』
暑い時期に大人気のメニューが夏季限定の『冷や汁つけ麺』です。
『冷や汁』とは、日本の九州地方にある宮崎県を中心に、古くより夏の時期に食べられてきた、冷製味噌汁とご飯を合わせた郷土料理。
味噌と魚介を合わせた冷たい味噌汁を、崩した豆腐やキュウリ、しょうがの一種であるミョウガなどの薬味とともにご飯にかけていただきます。
『味噌が一番』の『冷や汁つけ麺』は、ご飯を麺に変えてアレンジしたオリジナル麺料理。
まろやかな味わいの西京味噌と香ばしい麦味噌、高級魚の鯛から抽出した出汁などを合わせたスープに崩した豆腐を入れ、最後にキュウリを浮かべています。

『冷や汁つけ麺』のつけ汁を作る様子
麺は『土鍋味噌つけ麺』と同じ太麺を使用。冷水でしっかりしめることで、もっちりとした食感を際立たせます。

具材は炭火で炙った鶏モモ肉のチャーシュー。別添えの鯛のほぐし身、十味、さわやかな香りと酸味を加える柑橘のスダチは、途中で加えることで味に変化をもたらします。

『冷や汁つけ麺』 1,080円(税込み)
冷たい味噌のつけ汁自体が珍しく、清涼感の中にやさしい味噌の風味と魚介のうまみが融合した、独特のさっぱりした味わいは、ほかでは食べられません。
途中で麺にスダチをしぼってかけると、すっきりとした香りと軽やかな酸味が加わるのでおすすめです。
細部までこだわりぬいた多種多彩な味噌ラーメンを、ぜひ『味噌が一番』で堪能してください。

店舗情報
店名 | 味噌が一番 みそがいちばん Miso ga Ichiban |
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住所 | 東京都中野区中野5-65-11 筑紫ビル 地下1階
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アクセス |
中野駅北口から徒歩3分
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電話番号 | 03-6454-0189 |
予約 | 不可 |
支払い方法 |
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サービス料・席料 | なし |
営業時間 | 11:00~24:00(LO) |
定休日 | 不定休 |
席数 | 20席 ※カウンター6席、テーブル14席 |
喫煙・禁煙 | 全席禁煙 |
ウェブサイト | なし |
その他 |
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※メニューの内容や料金、店舗情報などは2025年8月時点のものです。