自宅でカレーを作る際の、強い味方であるカレールー。
カレーに必要なスパイスなどの材料が、あらかじめ調合された状態で販売されているため、具材とともに煮込むだけで、簡単に本格的なカレーを作れます。

カレールーの商品数は豊富で、固形か粉末かといった形状、辛さのレベル、使用する材料によって、バリエーションはさまざま。
「辛いカレーを食べたい時は、どのカレールーを選べばいいのか」「専門店のような本格的なカレーを食べたい」など、あなたのニーズにあったカレールーを選んでいきましょう!
カレールーの形状
カレールーの形状は大きく分けて3種類。固形状、粉末状、ペースト状です。
- 固形状:最も一般的な形状。コンビニやスーパーマーケットなど、幅広い店舗で手に入れやすい。
- 粉末状:煮込む際に溶かしやすく、ダマになりにくいメリットがある。
- ペースト状:煮込む際に溶けやすいのはもちろん、煮込み時間も短くて済む。
同じ商品名で、異なる形状のカレールーが販売されている場合がありますが、味わいの特徴や使い勝手のよさで選ぶのがいいでしょう。
カレールーの辛さの種類
カレーといえば、スパイシーな風味が一番の特徴であり、おいしさ。
どれくらいの辛さのレベルかは、カレールーを選ぶ際に、最も大切な基準の1つです。

市販されているカレールーは、甘口、中辛、辛口の3段階で、辛さのレベルが分けられている場合がほとんど。
中には、甘口、中辛、辛口からさらに細かく辛さのレベルを数値化し、商品パッケージに記載している会社もあります。
初めての人は、辛さの順位や数値を参考に、好みの辛さを選ぶといいでしょう。
おすすめのカレールー【6選】
比較的、容易に手に入れやすい固形状のカレールーから、おすすめの商品をラインナップ!
スパイスの調合にこだわっているもの、風味のよさにこだわったもの、子供から大人まで幅広い年代で食べられるものなど、こだわりのカレールーが目白押しです。
長年愛される人気カレールー:バーモントカレー

『バーモントカレー』の特徴は、国産100%のりんごペーストと風味豊かなハチミツ、乳製品などを加えたまろやかでコクのある味わい。
辛すぎず、しかしカレーとしてのおいしさも追求し、子供から大人まで幅広い年代が楽しめるカレールーが『バーモントカレー』です。
1963年に登場した『バーモントカレー』が、今もなお高い人気を誇っていることが、何よりもおいしさの証明といえるでしょう。
深いコクが人気の理由:こくまろカレー

『こくまろカレー』は、2つのカレールーをブレンドして作るからこそ生まれる、コクの深さが特徴です。
タマネギを飴色になるまで炒めて作ったカレールーでコクを、生クリームを使ったカレールーでまろやかな味わいを引き出しています。
コク深い味わいを求めるなら『こくまろカレー』一択!
さわやかな辛さに夢中:ジャワカレー

大人向けの味わいとして誕生した『ジャワカレー』は、爽快な辛さを堪能したい人におすすめです。
甘口、中辛、辛口、さらにその上をいく辛さのレベル『スパイシーブレンド』まで展開しており、辛いもの好きにはたまりません!
さわやかな辛さが特徴の『ジャワカレー』ですが、しっかりとコクもあり、おいしく食べられる絶妙なバランスです。
風味豊かなスパイスの香りを楽しむ:X-BLEND CURRY(クロスブレンドカレー)

スパイスの香り、うまみを引き出したカレールーが『X-BLEND CURRY』。
商品を開発したハウス食品が、長年にわたって蓄積してきたスパイス・ハーブの知見や製法を駆使して生まれたのが、こちらの『X-BLEND CURRY』です。
日本人の舌にあうカレーをベースに、スパイスの多彩な魅力を掛け合わせた『X-BLEND CURRY』は、大人はもちろん子供でもおいしく食べられる味わい。
食欲をそそるスパイスの風味とともに、召し上がれ!
うまみを凝縮したカレールー:プレミアム熟カレー

熟成させた食材により生まれる、深いコクが魅力の『プレミアム熟カレー』。
熟成させたスパイスとブイヨンにより、香りとコクが引き立ち、濃厚なうまみが口の中に広がります。
具材の野菜や肉の出汁も加われば、そのひと口は、さらに深い味わいものになること間違いなし!
スパイスをふんだんに使った味わいは、まさに『絶品』:カレーZEPPIN

『カレーZEPPIN』は、上質で本格的な味わいのカレーを家のキッチンで再現できる強い味方。
おいしさの秘訣は、マッシュルームと香味野菜を炒めて作るデュクセルソースと、40種類にも及ぶスパイスです。
香りと濃厚なコクのどちらも欲しい人にこそおすすめ!
カレールーに足すとおいしい調味料、食材は?
カレーをおいしく作るには、まずはパッケージに記載しているレシピにそって調理することで、製品のおいしさを存分に楽しめます。
加えて、カレールーをそのまま具材と一緒に煮込むだけでなく、調味料を加えることで自分好みの味わいにアレンジ可能です。
カレールーを販売する会社の公式ウェブサイトでは、おすすめの調味料を紹介しています。
甘みを足したい時

※写真はイメージ
すりおろしたリンゴやバナナ、他にハチミツを加えると甘みが増します。
また、インド料理でよく使われる、果物や野菜、香辛料などをすりつぶしたり、煮込んだりして作るチャツネを使うのもおすすめです。
カレールーを入れる前に入れて煮込むと、とろみが損なわれません。
酸味を出したい時

※写真はイメージ
すっきりとした後味にしたい時は、酸味をプラスします。おすすめの調味料や食材は、トマト、ヨーグルト、レモンです。
トマトはカレールーを入れる前に投入し、具材とともに煮込みます。ヨーグルトは、カレーを煮込む時に加えると、さわやかな味わいに。味見をしながら様子を見つつ加えていきましょう。
レモンの場合、仕上げに果汁をカレールーに加えるほか、刻んだ皮をふりかけるのもおすすめのアレンジとして紹介されています。
辛みをプラスしたい時

※写真はイメージ名
さらに辛さを求める人は、煮込む際に粉末の唐辛子やペッパーを加えてみてください。
もともとカレールーの辛さは、唐辛子、ペッパーといった辛み成分を含む香辛料の量で調節しています。
一味や七味を使えば、和風の風味にもなり、そちらもおすすめです。
風味をアップさせたい時

※写真はイメージ名
スパイスで香りのよさを引き立てるなら、クミン、カルダモン、クローブ、ガラムマサラを試してみてほしいところ。
1種類のスパイスではなく、複数種類を組み合わせることで、より風味のよさが増します。
うまみ、コクを加えたい時

※写真はイメージ名
生クリーム、チーズ、バター、牛乳といった乳製品を加えてカレールーとともに煮込むと、コクが深まり濃厚な味わいに。
また、飴色になるまで炒め、ペースト状にしたタマネギも、コクを足す代表的な調味料として人気です。

※写真はイメージ名
他にも、チョコレートやジャムなど、カレールーに足すことで味わいの幅広がる調味料や食材は豊富。自由な発想で楽しんで、あなただけの味を見つけてください。