日本を代表するビジネス街の1つ、新橋。
日本で初めて鉄道が開通した交通の要衝という歴史を持ち、銀座や羽田空港など主要スポットにもアクセスしやすいため、多くの大企業やメディア関連企業が拠点を構えています。
新橋は、現代的な高層ビルとレトロな飲食店が混在し、戦後以降は会社員が集まるエリアとして発展。
「昼は経済を動かすウォール街、夜はビール片手に笑顔があふれるパブ街」のような昼夜のコントラストが特徴的で、庶民的な居酒屋から高級な日本料理店までバラエティ豊かな食体験が楽しめます。

その中で『ビストロカフェももてなし家』は、東京では珍しい鳥取県と岡山県の郷土料理と地酒が楽しめると評判の高い店です。
JR新橋駅汐留口からすぐの立地に店舗を構え、鳥取県と岡山県に特化した物産館の2階に、郷土料理を楽しめるカフェレストランはあります。

赤い宝石のジューシーなうまみあふれる『紅ずわい蟹重』
『ビストロカフェももてなし家』で楽しめるのは、自然豊かな鳥取県と岡山県から直送される新鮮な食材を多用したグルメです。
まず『ビストロカフェももてなし家』で外せないのが、紅ズワイガニを使ったメニューでしょう。
『赤い宝石』と称される紅ズワイガニは、キングクラブより軽やかで、やわらかい身と繊細な甘みが魅力。
鳥取県の境港は紅ズワイガニの漁獲量が日本一で、紅ズワイガニを食べるためにわざわざ県外から訪れる食通も多くいます。

平日ディナー:『紅ずわい蟹重』 2,700円(税込み) ※土日祝はランチで提供。サラダ、味噌汁付きで3,000円(税込み)
ディナーの『紅ずわい蟹重』は、酢飯の上に新鮮なカニの脚肉と、カニ味噌で炒めたほぐし身の2種を敷き詰めた贅沢な料理です。

桜色に艶めく生の脚肉は、臭みが一切なく、ひと口食べると口の中に広がるのは、ジューシーなうまみと自然な甘み!剥く手間がかからないのも嬉しいところです。
そのままでも充分味わい深いのですが、好みでワサビや醤油をつけて食べてください。

一方で、調味料を一切使わず、希少なカニ味噌だけで炒めたほぐし身は、うまみが凝縮された濃厚な味わい。酢飯との相性も抜群で、箸が進みます。
添えられている、生姜を甘酢に漬けたガリで口直しをしながらじっくり堪能してください。

さらに冬の時期限定で、紅ズワイガニよりも高級な、カニの王様とも称される『松葉ガニ』が入荷されることもあります。
どの季節でも、見た目と味ともに満足できる『紅ずわい蟹重』は、カニ好きならずともぜひ味わってみたい逸品です。
岡山のソウルフード『ホルモン焼うどん』は満足度抜群
岡山県の郷土料理で人気なのは『ホルモン焼うどん』。
古くより畜産業が盛んな岡山県北部津山市で親しまれている料理です。

『ホルモン焼うどん』 1,800円(税込み)
『ホルモン焼うどん』は、牛肉のホルモンと野菜、うどんを鉄板で炒め、甘辛いタレで炒めた麺料理。
『ビストロカフェももてなし家』は、半世紀以上ホルモンの食文化が続く津山市から新鮮な素材を仕入れ、現地そのままの味にこだわっています。

数種類のホルモンが入っているので、多彩な食感と味が楽しめるのも、店のこだわりが感じられる部分です。
ホルモンの心地よい弾力を感じるとともに上質な脂が口の中で溶ける瞬間は、まさに至福。
食欲をそそるピリ辛の味付けで、弾力のある麺は満足度抜群です。酒を飲んだ後の食事の締めくくりに注文する人も多いといいます。

ご当地の日本酒を飲み比べ体験!
『ビストロももてなし家』は、ランチからディナーまで、近隣で働くビジネスパーソンだけでなく、鳥取県や岡山県出身の人々、そして海外からの旅行者まで幅広く支持されています。
食事だけでも満足度は高いですが、より満喫したい人は地酒がおすすめ。
単品でも注文できますが、両県の日本酒を少量ずつ味わえる『日本酒飲み比べセット』も人気です。鳥取県と岡山県それぞれの地元で造られた日本酒を、各県ごとに3種類厳選しています。

『日本酒飲み比べセット 鳥取』 900円(税込み)
鳥取県の日本酒は、すっきりした辛口から芳醇な甘口まで幅広く、米のうまみとキレのよさが特徴です。
岡山県の日本酒は、全体的にまろやかな口当たりで、フルーティーな味わいのものが目立ちます。

『日本酒飲み比べセット 岡山』 900円(税込み)
同じ県の日本酒でも銘柄で味わいや香りが異なり、飲み比べは新しい食体験をもたらしてくれます。
日本酒の種類は時期によって異なり、夏に収穫される新米で作った季節限定のものや、時には国賓がファーストクラスで味わった稀少な銘酒が登場することも。
また、日本酒以外にも両県のクラフトビールやワインなど多彩な地酒が楽しめます。

地酒と楽しむ郷土のおつまみ
日本酒をはじめとした地酒とともにオーダーしたいのが、『鳥取&岡山 名店・特産10点盛』。
両県の地元で親しまれているおつまみをそれぞれ5種類、少量ずつ楽しめるおつまみプレートです。

『鳥取&岡山 名店・特産10点盛』 2,000円(税込み)
岡山県のおつまみは、名産品である牡蠣のキムチ、黒胡椒の刺激が効いた焼きアナゴ、魚のすり身をレモンで味付けした『チータラ』とその上にある干し海老、伝統的な魚の保存食『ままかりの酢漬け』など現地でしか食べられない料理が並びます。

鳥取県のおつまみも、イカの糀漬けや唐辛子の薩摩揚げ『赤天』、トビウオのちくわ、豆腐のちくわ、地元産のうまみの強いらっきょうなど、こちらも珍しいものばかり。
時期によって内容の一部が変わることがありますが、どれも東京ではめったに食べられない料理で、日本酒とのペアリングに最適です。

気に入ったものは、1階のショップで購入可能
多種多彩なグルメが味わえる新橋で、他にはない食体験を満喫してみてはいかがでしょうか。
店舗情報
店名 | ビストロカフェ ももてなし家 びすとろかふぇ ももてなしや Bistro Cafe Momotenasiya |
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住所 | 東京都港区新橋1-11-7 新橋センタープレイス とっとり・おかやま新橋館 2階
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アクセス |
新橋駅3番出口すぐ
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電話番号 | 03-6280-6475 |
予約 | 可 ※電話、公式ウェブサイト、食べログ、ホットペッパーグルメから予約可 |
支払い方法 |
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サービス料・席料 | なし |
営業時間 | 11:00~21:30(LO21:00) |
定休日 | なし ※不定休あり |
席数 | テーブル48席 |
喫煙・禁煙 | 全席禁煙 |
ウェブサイト | https://www.torioka.com/eat/ |
その他 |
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※メニューの内容や料金、店舗情報などは2025年6月時点のものです。