日本の三大珍味の1つに数えられるウニ。
クリーミーな舌触り、やわらかな磯の香り、口の中で広がる甘みは、高級食材と呼ばれるにふさわしい味わいです。

ウニの可食部位は?
そもそもウニとは、何なのか。食材としてのウニについて紐解いていきます。
私たちが『ウニ』と呼んで食べているのは、ウニの精巣と卵巣、つまり生殖巣。
棘に覆われた殻を割ると現れる、5つの房状の箇所が可食部位です。

※写真はイメージ
有名なウニの種類
ウニは世界中の海に生息しており、日本近海だけでも180種類ほどもいます。
その中でも食用にされるのは10種類程度で、捕獲量で多く流通しているのはバフンウニ、ムラサキウニの2種類です。
また、バフンウニからさらにエゾバフンウニ、ムラサキウニならばキタムラサキウニなど、産地によってさらに細かく分かれます。

- バフンウニ:北海道の南部から九州までに生息する日本の固有種。可食部である生殖巣は、オレンジ色のような、濃い色合いをしている。
- ムラサキウニ:本州の中部から九州の南端までに生息している種類。バフンウニに比べると、生殖巣の色は淡い黄色。シロウニとも呼ばれる。
ウニの味わいと魅力
ウニは、寿司、天ぷら、パスタなど、さまざまな料理に食材として使われます。
どんな料理に使われていても、共通するウニの味わいは、なんといっても甘み。ミルクのようなやわらかな甘みは、数ある海産物の中でも、ウニ独特の味わいでしょう。

また、種類によっても味わいに若干の差があります。
バフンウニとムラサキウニを比較した場合、より甘みが強いのはバフンウニ。しかし、ムラサキウニがたんぱくな味わいかといえば、そうではありません。
ムラサキウニも甘みを感じられますが、バフンウニよりもすっきりとしており、かつコクが強く感じられます。
甘いからといって、どちらが上か下かを決めるのはナンセンス。さらにいうならば、ウニのエサである昆布によっても、味わいが変わってきます。
ウニは、とげとげとした見た目からは連想できないほど、繊細な生き物なのです。

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滑らかな食感も、ウニの魅力を語る上で欠かせません。
生のまま刺身でウニを食べれば、口の中で溶けてなくなるような錯覚を起こすほど。
また、寿司で味わえば、酢飯とウニがとろけて混ざり合い、極上の味を生み出します。

ウニを堪能できる『うに虎』の料理
高級食材であるウニを、寿司や丼、刺身で堪能できるのが、築地場外市場に複数店舗を展開する『うに虎』です。
その時期、最もおいしいウニを厳選して仕入れているため、品質のよさは一級品。朝7時から営業しており、朝や昼の時間帯は特に賑わう人気店です。

『築地虎杖 うに虎 中通り 庵店』の内観
ウニの寿司:日本ならではの料理で食べ比べ
『うに虎』で、まずおすすめしたいのが、ウニの食べ比べが叶う『うにの握り 雅-miyabi-』。
バフンウニとムラサキウニから産地が異なる5つのウニを使っています。

『うにの握り 雅-miyabi-』 11,000円(税込み)
まずはそのまま、酢飯とウニのみでいただき、濃厚でミルキーな甘みに舌鼓。
口の中でほどける酢飯、とろけるウニが1つになれば、うっとりするほど贅沢な味わいです。

次は、塩をひとつまみ程度ウニの上にふりかけてから食べると、より甘みが引き立ち絶品。
新鮮だからこそ余計な苦みがなく、塩のみでも十分なおいしさを堪能できます。
『うに虎』が厳選して仕入れている新鮮なウニの魅力が光るこの食べ方は、店のおすすめです。

最後は、『雅-miyabi-』についてくる海苔で寿司を包む食べ方で、召し上がれ。
海苔の磯の風味がアクセントになり、ウニの味わいが変化します。
パリパリの海苔ととろけるウニの食感の違いも相まって、これまた美味。
甘み、うまみ、風味が口の中で三位一体となれば、そのひと口は、コース料理のメインディッシュにも匹敵します。

ウニの丼:異なるウニを使った贅沢な1杯
数種類のウニ、マグロの中落ち、イクラが盛り付けられた、華やかな丼が『奏-kanade-』。
スプーンを入れると、ずっしりとした重みが感じられるほど具だくさんで、こちらも『うに虎』を訪れたら、ぜひ味わいたい1品です。

『奏-kanade-』 7,200円(税込み)
卓上の醤油を回しかけ、卵黄にウニを絡めて口に含むと、その味わいに驚くこと間違いなし。
ウニ単体で食べるよりも濃厚で、それでいて決して後味はくどくありません。
ねっとりと舌に絡みつくような食感とともに、ゆっくりと時間をかけて、大事に味わいたくなるおいしさです。

脂ののったマグロの中落ちとイクラとともに頬張れば、別の料理を味わっているかと思えるほど味わいが一変します。
イクラのほのかな塩気と、ウニの甘みがベストバランス。ワサビを溶いた醤油をかけても、消えないウニの風味が、新鮮さを物語っています。

ほかにも『うに虎』には、マグロの大トロ、中トロ、赤身の刺身をトッピングした丼もあり、こちらも人気。
海産物のうまみが凝縮されたひと口を、堪能してください。

『本鮪とうに·いくら』 5,800円(税込み)
ウニは加熱しても食べられますが、やはり生でこそ食材本来の味が楽しめるというもの。
そして、鮮度がよく上質なウニだからこそ、生で食べることへの魅力があります。
かつて日本の台所と呼ばれた築地で、日本を代表する海産物であるウニを心ゆくまで味わってください。
店舗情報
店名 | 築地虎杖 うに虎 中通り 庵店 つきじいたどり うにとら なかどおり いおりてん Tsukiji Itadori Unitora Nakadōri Ioriten |
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住所 | 東京都中央区築地4-10-5 MIHIROビル 1階
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アクセス |
築地駅1番出口から徒歩4分
築地市場駅A1出口から徒歩4分
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電話番号 | 03-6228-4693 |
予約 | 不可 |
支払い方法 |
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サービス料・席料 | 席料300円(税込み) |
営業時間 | 7:00~22:00(LO21:00) |
定休日 | なし ※不定休あり |
席数 | 34席 ※カウンター18席、テーブル16席 |
喫煙・禁煙 | 全席禁煙 |
ウェブサイト | http://harenohi-hd.co.jp/brand01_s05.html |
その他 |
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※メニューの内容や料金、店舗情報などは2025年3月時点のものです。