夏に食べたい冷やし中華!代々木【麺恋処いそじ】でしか味わえない豪華な1杯とは

麺恋処いそじ

日々進化を遂げながら、今や日本を代表する食文化となったラーメン。

東京の街を歩けば、地元の人々に長く愛されてきた名店がひっそりと軒を連ねています。

新宿駅から1駅、代々木の静かな路地に佇む『麺恋処いそじ』も、知る人ぞ知るラーメンの名店です。

『麺恋処いそじ』の内観

『麺恋処いそじ』はカウンター10席のみ

代々木はJR山手線で新宿から1駅、渋谷からも2駅とアクセスがよく、東京を代表する神社、明治神宮にも歩いて行けるエリアです。

そんな代々木にある『麺恋処いそじ』は、地元の常連客からラーメン愛好家、近年では外国人旅行客まで多くの人を魅了しています。

『麺恋処いそじ』ラーメン

毎日食べても飽きない名物の『丸得中華そば』

『麺恋処いそじ』で定番のラーメンは、『中華そば』『味噌らーめん』『つけめん』『味噌つけめん』の4種類。

一番人気は、トッピングを全部乗せた『丸得中華そば』(※メニュー表記は〇の中に得)です。

麺恋処いそじ 丸得中華そば

『丸得中華そば』 1,230円(税込み)

味の要は、鶏や豚、牛のテールなどから抽出した動物系の出汁と宗田節、煮干しなどから抽出した魚介出汁をブレンドしたWスープ。

そこに2種類の醤油と酒、みりんを加えたタレを合わせて完成です。

麺恋処いそじ 丸得中華そばのスープ

「ラーメンは日常食。毎日でも食べられるよう、飽きのこないバランスにこだわっています」と話すのは、店主の外岡氏。

店自慢のスープを口に含むと、出汁の繊細な香りとコク深いうまみが一体となって広がります。重たさを感じさせず、後味は驚くほどすっきり。

スープに合わせる麺は、毎日店内で仕込む自家製の中太麺です。

厳選した小麦粉だけでなく、タピオカ粉、パスタに使用するデュラムセモリナ粉等を独自で配合。

ほどよい弾力と、噛むほどに広がる小麦の風味は、箸が止まらなくなるおいしさです。

麺恋処いそじ 丸得中華そばの麺

麺の量は並で200gあり、中盛300gまでは無料で増量することができます。並と中盛の中間にあたる250gも注文可能です。

さらに麺の量が400gある大盛はプラス100円(税込み)で選べます。

麺恋処いそじ 丸得中華そば

『丸得中華そば』は、王道の豚肩ロース、脂のうまみが楽しめる豚バラの2種類のチャーシューと、味付き卵、なめらかな食感のワンタン、メンマ、海苔、なるとがトッピングされた満足度の高い1杯です。

さわやかな香りを加える柚子を散らし、スープの底には刻んだ赤玉ねぎやベルギーエシャロットを忍ばせるなど、細部にまでこだわります。

濃厚でコク深い『丸得味噌つけめん』も人気

リピーターも多く、根強い人気を持つ『丸得味噌つけめん』も見逃せません。

つけめんは、温かいつけ汁と冷水でしめた麺が別々の器で提供されるスタイル。ざるそばと同じで、ひと口分の麺をとり、つけ汁に浸して食べるラーメンの一種です。

丸得味噌つけめん

『丸得味噌つけめん』 1,330円 (税込み)

『丸得味噌つけめん』のつけ汁には、濃厚なコクとほんのりとした酸味と渋みが特徴の八丁味噌を使用。動物系と魚介系の出汁を重ね、うまみの層を織りなす濃密な味わいに仕上げています。

しっかりとした弾力のある麺につけ汁をたっぷり絡めてひと口。

味噌ならではの香ばしさと深み、印象的なコクが広がり、奥行きのあるうまみがじわりと舌に残ります。自然と頬がゆるむ、そんな1杯です。

丸得味噌つけめん

具材は『丸得中華そば』と同じものが盛り付けられています。

味わいを変化させたい場合に活用してほしいのが、卓上に用意されている調味料。辛みを加えたい時は唐辛子の粉の一味、さっぱりさせたい時は酢を加えるのがおすすめです。

つけめんのつけ汁は、麺を浸して食べることを前提にしているため、短時間でもしっかりと味が絡むよう、ラーメンのスープよりも濃厚に仕上げられています。

つけ汁を飲んで楽しみたい人は、麺を食べ終わった後に、『スープ割り』を頼んでください。

『麺恋処いそじ』では、ラーメンでも使用するスープを、つけ汁に注いでもらえます。スープで割ることで、濃厚なつけ汁がまろやかに。最後まで余すことなく味わえます。

丸得味噌つけめん つけ汁

『スープ割り』を入れた『丸得味噌つけめん』のつけ汁

夏は独創的で豪華な『冷やし中華』が見逃せない!

日本では暑い夏に、冷たい麺料理の1つ、冷やし中華を食べる習慣があります。

ラーメン店や中華料理店では、夏季限定の定番メニューとして親しまれ、日本の夏の風物詩ともいえる存在です。

日本の家庭では、茹でた麺を冷水でしめて、キュウリやチャーシュー、卵、トマトなどを彩りよく盛り付け、醤油やごま風味のタレでさっぱりといただくのが一般的。

しかし、『麺恋処いそじ』の『冷やし中華』は、定番とは一線を画した豪華なメニューです。

麺恋処いそじ 冷やし中華

『冷やし中華』 1,300円(税込み)

チャーシュー、ヤングコーン、味玉、トマト、キュウリ、ナス、大葉、海苔、カイワレなど夏野菜を中心とした多種多彩な具材が丼を彩ります。

ラーメン店で出される冷やし中華のスープは醤油ベースのものも多いですが、『麺恋処いそじ』は酸味を感じる魚介豚骨がベース。

『丸得中華そば』で使用するスープをジュレ状に仕立て、冷水でしっかりしめた麺の上にたっぷりとかけます。

麺恋処いそじ 冷やし中華

食べ進めるうちにぬるくならないよう、アイス状にした出汁キューブが添えられているのもポイントです。

器は提供直前まで冷凍庫で冷やし、「最後までしっかり冷たいおいしさを楽しんでほしい」という心配りが細部にまで宿っています。

麺恋処いそじ 冷やし中華

アイス状の出汁キューブは途中で溶かすことでより濃厚に

『冷やし中華』は、よく混ぜて食べるのがおすすめです。色とりどりの具材の味、食感、香りが楽しめ、次々と表情を変えていく食体験は、まさに唯一無二。

夏の時期は半数以上の人が注文するほど人気なのも納得です。『冷やし中華』の提供は例年6月中旬から9月末頃までなので、お見逃しなく!

丼の縁に添えられたカラシは、酸味がほとんどなく辛みは強いので、付けすぎには注意し、少量から試すのがポイントです。

ローカルで愛される名店をぜひ楽しんでみてください。

麺恋処いそじ 冷やし中華

店舗情報

店名 麺恋処 いそじ
めんこいどころ いそじ
Menkoidokoro Isoji
住所 東京都渋谷区代々木1-14-5
アクセス 代々木駅A1出口から徒歩3分
  • 都営大江戸線(E26)

代々木駅西口から徒歩4分
  • JR山手線(JY18)
  • JR中央・総武線(JB11)

南新宿駅から徒歩4分
  • 小田急電鉄小田急線(OH02)
電話番号 03-3378-6555
予約 不可
支払い方法
  • 現金
  • カード可(American Express・Diners・JCB・Master・VISA)
  • 電子マネー可(交通系電子マネー〔Suicaなど〕・iD・nanaco・QUICPay・WAON・楽天Edy)
  • QRコード決済可(au PAY・d払い・PayPay・楽天pay)
サービス料・席料 なし
営業時間 月~金曜日11:30~20:30(LO)
土曜日11:30~19:00(LO)
定休日 日・祝日
席数 カウンター9席
喫煙・禁煙 全席禁煙
ウェブサイト なし
その他
  • 日本語・英語対応の券売機あり
  • アレルギー対応メニュー、ヴィーガン・ベジタリアン・ハラール対応メニューなし
  • 車いす不可
  • テイクアウト、デリバリー不可
  • スーツケースを置くスペースあり
  • Wi-Fiなし
  • 客が撮影した店の料理写真や動画のSNS投稿は可
  • 個別会計は可

※メニューの内容や料金、店舗情報などは2025年8月時点のものです。