日々トレンドを発信し、多種多彩なフードカルチャーを満喫できる街、渋谷。
このエリアには、和食店がプロデュースする個性豊かなまぜそばが味わえる『soba MAREN 渋谷店』があります。

まぜそばとは、端的にいうとスープではなく、タレや油を麺と混ぜて食べるラーメンのこと。
そばという名前ですが、麺にはそば粉は使われておらず、ラーメンと同じで小麦粉が主体です。
まぜそばに明確な定義はないですが、一般的に調理の段階で、タレや油と麺を絡めていることが多いのが特徴。
多彩なトッピングや調味料で、自分好みの味にカスタマイズして楽しむのが定番の食べ方です。
世の中の多くのまぜそばはジャンクフード的な料理ですが、『soba MAREN 渋谷店』はすべての食材を厳選し、上品かつ独創的なまぜそばにこだわっています。

『チャーシューしょうゆまぜそば』 1,350円(税込み)
和食の繊細さと深いうまみが融合した『チャーシューしょうゆまぜそば』
『soba MAREN 渋谷』で人気なのが『チャーシューしょうゆまぜそば』です。
その味の根幹となるのは、特製のタレ。伝統的な木桶で醸造された醤油を中心に、4種類の醤油をブレンドし、隠し味として牡蠣のうまみを加えています。
さらに、そのタレに国産の鶏から丁寧に抽出した鶏油(ちーゆ)を組み合わせることで、複雑な風味が生まれ、上品な味わいに。和食店がプロデュースしているからこそなしうる技術です。

丼を彩る具材は、低温調理でしっとり仕上げた豚肉と鶏肉の2種類のチャーシュー。そして、濃厚でうまみ豊かなブランド卵です。
そこに、食感にアクセントを演出する穂先メンマ、タマネギ、清涼感を加える三つ葉などの薬味が。風味や香り、食感の絶妙なバランスが計算されています。

麺は風味豊かな国産小麦に全粒粉をブレンドし、温度や湿度を徹底管理して仕立てたオリジナルの麺。
提供された時点で、麺はすでにタレと混ざっています。
麺をすすると、アルデンテのような食感が口の中で弾ける感覚に。
その後、小麦の風味とともに、噛むごとにタレのうまみが口の中で広がります。

そこからどう味わうかは、自分次第。 卵黄を割って混ぜ、さらに具材も混ぜ…と、少しずつ変化させながら食べると最後まで飽きずに楽しめます。
まぜそば全体を豪快に混ぜるのもマナー違反ではないので、ぜひ試してみてください。

卓上調味料のカスタマイズやライスを加えて変化も楽しめる!
『soba MAREN 渋谷店』のまぜそばは、そのまま食べても十分なおいしさです。ですが、卓上にある調味料でカスタマイズすれば、より多様な味が満喫できます。
用意されているのは、魚介の風味と酸味を加える煮干酢や、豆板醤をきかせた辛味噌、醤油タレなどのオリジナルのものから、辛みを加える一味唐辛子、ブラックペッパーの5種類。
また、風味と香りを劇的にアップさせる無料の生ニンニクは、店員に声をかけると貰えます。
さらに、『味玉』や『生削りチーズ』などの有料トッピングも。自分好みの味わいで、満足度もアップします。

(上段左から)辛味噌、煮干酢、一味唐辛子、醤油ダレ、ブラックペッパー(下段左から)『味玉』『生ニンニク』
『チャーシューしょうゆまぜそば』は、どの卓上調味料も合いますが、Umami bites編集部のおすすめは辛味噌。
しっかりした辛みとうまみを加えてくれるので、少量ずつ味を確認しながら足してください。
味をさっぱりさせたい人には煮干酢がおすすめです。

さらに、麺を食べ終わったら、すべてのまぜそばにセットで付いてくるライスを入れて食べるのが定番。
濃厚なタレはライスとも相性がよく、二度おいしい食体験を楽しめます。

タレが少なければ、卓上の醤油ダレを加えて味の調整しましょう。

洗練されたさわやかな味わいが魅力の『チャーシュー鶏塩まぜそば』
『チャーシューしょうゆまぜそば』と人気を二分するのが『チャーシュー鶏塩まぜそば』です。
『チャーシュー鶏塩まぜそば』の味のベースとなるのは、塩ダレ。
海水のうまみが詰まった藻塩をメインに、昆布やカツオ節などがブレンドされたマイルドな味わいです。
そこに鶏油が加わることで、奥深いうまみがひきたてられています。

『チャーシュー鶏塩まぜそば』 1,350円(税込み)
豚肉と鶏肉の低温調理チャーシュー、メンマ、タマネギなど基本の具材は『チャーシューしょうゆまぜそば』と同じです。
『チャーシュー鶏塩まぜそば』の注目は、中央のボール状の和え物。
これは、ほぐした鶏肉と京都の伝統的な漬物である柴漬けを合わせた、オリジナルのペースト状の薬味です。
大葉オイルと相性がよく、酸味と塩味がタレに新たな味の層を加え、混ぜて食べることで独特の風味に変化します。

大葉オイル
箸で切れるほどにやわらかい鶏肉のチャーシューをほぐして、麺と一緒に食べると口の中で重層的なうまみが広がるのでおすすめです。
さらに後半は添えられたレモンを絞ると、さわやかな酸味が口の中をリセット。味の変化を楽しみたい時に最適です。

創作料理のような高級感を堪能できる『渋谷限定 究極の鴨まぜそば フォアグラ乗せ』
また、ランチタイムをすぎた14時から限定で提供される『渋谷限定 究極の鴨まぜそば フォアグラ乗せ』も見逃せません。
こちらは、醤油ダレをベースにフォアグラ油を加えた鶏油を使用。
口当たりはやさしく、芳醇でコク深いうまみが麺と絡み、ひと口ごとに満足感が得られます。

『渋谷限定 究極の鴨まぜそば フォアグラ乗せ』 1,600円(税込み)
赤ワインで低温ローストされた鴨肉チャーシューは、ふんわりやわらかい食感。
リンゴのレモンバターソテーがやさしい甘みを加え、艶やかなフォアグラのソテーはとろけるような食感でリッチな味わいを演出します。
添えられたワインバルサミコソースを途中で加えると、より高級感がアップ。このメニューは、早い日は夕方前に売り切れることもあるとか。

サイドメニューは『肉汁水餃子』がおすすめです。鶏白湯スープとタレを使用した水餃子で、エアリーな食感の後、口の中で肉汁があふれます。

『肉汁水餃子』 300円(税込み)
飲食店激戦区・渋谷の行列店で他にはない食体験を満喫
箸やスプーン、おしぼりなどは各席の引き出しの中にあります。
また、まぜそばの食べ方の解説もテーブルに用意済み。日本語と英語表記で表記されているので、食べ方が分からない人や、初めての人はチェックしてみてください。


店は事前購入の食券制です。店外にある券売機で購入した後、スタッフに渡しましょう。
券売機は日本語のほか、英語表記があるので、さまざまな国の人でも安心して利用できます。
しかし、現金は使用できず、キャッシュレス対応なので注意してください。

『soba MAREN 渋谷』は平日でも行列ができる人気店。
比較的並ばずに入れるのは、お昼すぎの14時から17時頃の時間帯です。
多くのラーメンとは一線を画す至福のまぜそば体験を、ぜひ楽しみましょう!

店舗情報
店名 | soba MAREN 渋谷店 そば まれん しぶやてん soba MAREN Shibuyaten |
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住所 | 東京都渋谷区円山町10-16 SHIBUYA Limitedビル 1階
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アクセス |
神泉駅北口から徒歩3分
渋谷駅(SBY)A2出口から徒歩7分
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電話番号 | 03-6809-0169 |
予約 | 不可 |
支払い方法 |
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サービス料・席料 | なし |
営業時間 | 日~木曜日11:30~23:00(LO) 金土・祝前日11:30~翌3:00(LO) |
定休日 | なし ※不定休あり |
席数 | 8席 ※カウンター5席、テーブル3席 |
喫煙・禁煙 | 全席禁煙 |
ウェブサイト | https://www.instagram.com/soba_maren/ |
その他 |
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※メニューの内容や料金、店舗情報などは2025年4月時点のものです。