フランス語の『omelette』と英語の『rice』を組み合わせたオムライスは、日本独自の洋食文化を象徴する料理の1つ。
1900年代初めに誕生して以来、オムライスは進化し続け、今やさまざまな種類のオムライスが生み出されています。
そんなオムライスの王道から進化系まで、多種多彩に味わえるのが『たまごKitchen原宿オム』です。

『たまごKitchen原宿オム』の外観
東京のトレンド発信地として有名な原宿。原宿駅から2分ほど歩いたところに『たまごKitchen原宿オム』はあります。
ヴィヴィッドなイエローが目を引くエントランス。階段を降りると、ポップアートのような世界観が広がります。
人気イラストレーターZacchino!(ザッキーノ)氏が手掛けたオリジナルキャラクターや、原宿を描いたアートがちりばめられ、店内にいるだけでワクワクが止まりません。
Wi-Fiや電源が完備されているのも嬉しいポイントです。

『たまごKitchen原宿オム』の内観
『たまごKitchen原宿オム』で楽しめるオムライスは10種類。国内だけでなく世界中から訪れる旅人を魅了しています。
まず食べたい王道の『ケチャップオムライス』
オムライスは、野菜や肉とともにケチャップで炒めたご飯をオムレツで包んだ料理。
スタイルは大きく分けて、2種類あります。
1つは、しっかり火入れしたクレープ状の卵をラグビーボール状に包んだ定番の『巻き』。そして、半熟状に仕立て卵をご飯の上にかける『ふわとろ』の2種類です。
『たまごKitchen原宿オム』では、好みでスタイルを選べます。
オムライスごとにおすすめのスタイルがあるので、迷った場合はスタッフに聞いてみてください。
王道を味わいたい人は『ケチャップオムライス』を『巻き』でオーダーするのがおすすめです。

『ケチャップオムライス(巻き)』 950円(税込み)
鮮やかな卵の黄色とケチャップの艶やかな赤がコントラストを生み、焼き印がフォトジェニックな『ケチャップオムライス』。まさにスタンダードなオムライスといえるでしょう。
『たまごKitchen原宿オム』では、毎朝千葉県から届けられる新鮮で彩りのよい卵を、オムライス1つにつき贅沢に3個使用。
チキンライスは、野菜のブイヨンで炊いた米を、鶏もも肉やタマネギとともにケチャップとコンソメなどで炒めています。

均一に伸ばして巻かれた卵はしっとり弾力があり、まろやかなコクとケチャップのさわやかな酸味が口の中でバランスよく調和。
そのままでもしっかり味がついていますが、ソースのケチャップとともに食べれば、より卵の濃厚さとトマトの甘みが際立ちます。
すべてのオムライスにセットで付いてくるコンソメスープはさっぱりした味わいで、口直しに最適です。

いくつものうまみが重なり合う『明太ポテマヨクリームオムライス』
『ふわとろ』が合うオムライスで一番人気なのが『明太ポテマヨクリームオムライス』です。
皿の上にはまるで泡のように軽やかな半熟卵が広がり、漂ってくる明太マヨネーズの香りに食欲が刺激されます。

『明太ポテマヨクリームオムライス(ふわとろ)』 1,050円(税込み)
ひと口食べると、卵はスフレのように軽く、溶けるようなやわらかさ!
明太子マヨネーズのピリッとした塩気とコク、まろやかな味わいのポテト入りベシャメルソースを卵がやさしくまとめます。
この食体験は『ふわとろ』のオムライスならでは。頂上に添えられた明太子のペーストを絡めれば、より豊かな味わいに。
濃厚なのに後味は軽やかな1品を、ぜひ味わってみてください。

他では味わえない新感覚の『生オムライス』
『たまごKitchen原宿オム』の中で、最も独創的なメニューといえば『生オムライス(TKG)』でしょう。
『TKG』とは、生卵をかけて醤油などで味付けしたご飯(Tamago Kake Gohan)を略したスラング。

『生オムライス(TKG)(巻き)』 800円(税込み)
オムライスに添えられているのは、出汁醤油のジュレと刻んだ海苔。
卵に包まれているのはチキンライスではなく、生卵を和えた白米です。

ジュレと一緒にオムライスを食べると、口の中で出汁醤油のうまみがあふれだし、高級な卵かけご飯を食べているような感覚に。海苔が和の香りを引き立てます。
シンプルだからこそ素材のよさが際立ち、どこか懐かしい味わいは、最後まで飽きずに楽しめます。
バリエーション豊かなオムライス、サイドメニューも!
ほかにも、『ナスときのこのトマトソースオムライス』『アボカドとベーコンのシーザーサラダ風オムライス』『ビーフシチューオムライス』など、ラインナップは多彩。
チキンライスのチキン抜きといったベジタリアン対応やアレルギー対応のリクエストも可能な限り受け付けてくれるので、スタッフに相談してみてください。

メニューには英語のメニュー名も併記
また、海外からの観光客に人気なのが、トッピングです。
特に日本の洋食でお馴染みの『エビフライ』や『ハンバーグ』とともにいただけば、満足度があがります。

(左)『エビフライ』 300円(税込み)、(右)『ハンバーグ』 250円(税込み)
オムライスを楽しんだ後は、ぜひデザートも。
特に『Mag Mog プリン』は、卵の風味を際立たせた濃厚なカスタード味で、しっかりとしたボリューム。贅沢な気分に浸れます。

『Mag Mog プリン』 600円(税込み)
ランチタイムは平日でも行列ができるので、ピークタイムを過ぎる14時以降が狙い目です。
原宿散策の際にはぜひ、オムライス専門店『たまごKitchen原宿オム』で、オムライスを堪能してみてください。

『たまごKitchen原宿オム』外観
店舗情報
店名 | たまごKitchen原宿オム たまごきっちんはらじゅくおむ Tamago-Kitchen Harajuku Omu |
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住所 | 東京都渋谷区神宮前1-13-18 キャピタル原宿 地下1階
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アクセス |
明治神宮前〈原宿〉駅3番出口すぐ
原宿駅東口から徒歩1分
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電話番号 | 03-6455-5949 |
予約 | 不可 |
支払い方法 |
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サービス料・席料 | なし |
営業時間 | 11:00~19:00(LO) |
定休日 | なし ※不定休あり |
席数 | 18席 カウンター6席、テーブル12席 |
喫煙・禁煙 | 全席禁煙 |
ウェブサイト | https://harajukuomu.com/ |
その他 |
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※メニューの内容や料金、店舗情報などは2025年7月時点のものです。