六本木で日本各地の味噌と出会う 飲んだ後の〆の1杯にも最適【みそめぼれ】

味噌は、千年以上の歴史をもつ日本の伝統的な調味料。大豆を発酵させることで、うまみがぎゅっと凝縮されています。

利用用途もさまざま。味噌汁をはじめ、焼き物や煮物など、幅広い料理に使われ、まさに味噌は日本の食文化の柱ともいえる発酵食品です。

六本木にある、みそめぼれの味噌汁

『みそめぼれ』の味噌汁

また、味噌は世界的な和食ブームとともに、健康効果にも注目が集まっています。

老化防止や腸内環境の改善など、身体に嬉しい効果が期待されるため、日本国内外から関心が高まっているのです。

六本木にある、みそめぼれの店内

『みそめぼれ』の店内

稀少な天然醸造の『生きた味噌』が多彩に味わえる

世界で注目を集める味噌の魅力を存分に味わえるのが、東京屈指の国際都市・六本木にある『みそめぼれ』です。

同店では、日本各地の味噌を使った多彩な味噌汁が楽しめます。

六本木にある、みそめぼれの味噌各種

日本各地の味噌

味噌と一口にいっても、地域ごとに異なるさまざまな種類があるのをご存知でしょうか。

やさしい甘みが特徴の白味噌、長期間熟成させたコク深い赤味噌、芳醇な香りが漂う麦味噌、もっとも濃厚な味わいをもつ豆味噌、米麹と麦麹そして大豆麹の中から2種類以上の麹を使用したり、異なる麹で作った味噌をブレンドしたりして作る合わせ味噌など、個性豊かな味噌が日本各地で受け継がれているのです。

現在、日本で市販されている味噌の多くは、加熱殺菌され、保存料などの添加物が加えられたものです。

しかし『みそめぼれ』では、加熱殺菌を行わず、微生物が生きたままの『生味噌』のみを使用しています。

添加物を一切使わず、自然環境の中でじっくりと発酵させた天然醸造の味噌だけを厳選して取り扱っており、より健康意識が高い人にこそ訪れてほしい1店です。

『みそめぼれ』でチョイスしたい!編集部おすすめの味噌

六本木にある、みそめぼれの味噌汁

『中屋醸造所 白味噌』 600円(税込み)

Umami bites編集部のおすすめは、香川県の『中屋醸造所』の白味噌。

上品なクリーム色で、塩分は控えめ。ひと口飲むと、まろやかな甘みがふわりと広がり、身体の奥までじんわりと染み渡るような優しい味わいです。

六本木にある、みそめぼれの味噌汁

『伊勢蔵 赤だし』 600円(税込み)

しっかりしたコクを求める人には、三重県の『伊勢蔵 赤だし』も人気。

100年以上の歴史を誇る老舗の味噌蔵で、伝統的な木桶仕込みにより、重厚で奥行きのある風味が楽しめます。

味噌を支える出汁と具材へのこだわり

合わせる出汁も一切妥協がありません。

香り高いカツオ節と上質な昆布から丁寧に抽出した、素材のうまみを最大限にいかす職人仕込みの出汁が、味噌の味わいを引き立てます。

『みそめぼれ』の味噌汁は、すべて1杯250mlで同価格。豆腐とわかめ、ねぎがデフォルトの具材として入っており、満足感も抜群です。

さらに、好みに応じて、とろろ、あおさ、なめこ、しじみなど、1種類につき100円から追加できる有料のトッピングも豊富。

具材の組み合わせで自分だけの1杯をカスタマイズできます。

六本木の夜に味噌汁をテイクアウト

『伊勢蔵 赤だし』600円(税込) 追加トッピング*は100円(税込)〜

『佐々長醸造 岩手田舎みそ 木樽仕込』 600円(税込み)

『みそめぼれ』では、味噌汁のテイクアウトも好評です。ナイトライフが盛んな六本木という土地柄もあり、飲み歩きを楽しんだ後に、味噌汁をテイクアウトする人も多く見られます。

とくに深夜の1杯におすすめなのが、岩手県の『佐々長醸造 岩手田舎みそ 木樽仕込』で作る味噌汁。

すべて国産原料を使用し、木樽でじっくり熟成された味噌を使用しており、しっかりとした塩味と後を引く深いうまみが魅力です。

注文スタイルと味噌の選び方

『みそめぼれ』では、入店後に3つのスタイルから利用方法を選べます。テイクアウト、スタンディング席、テーブル席でのイートインと、シーンに合わせて柔軟に楽しめるのが魅力です。

味噌の種類は数多く、初めて訪れる方は迷ってしまうかもしれません。そんな時は、スタッフに相談してみましょう。

英語のマニュアル

『みそめぼれ』では英語のマニュアルも用意がある

一般的に、味噌の色が濃くなるほど味わいも強くなる傾向があります。好みの味の濃さや風味、体調や気分に合わせて選ぶのも、楽しみの1つです。

健康志向の方はもちろん、日本の伝統食文化を気軽に体験したい人にもぴったりな『みそめぼれ』。ぜひ、自分好みの味噌汁を見つけてみてください。

味噌汁だけじゃない! 手作りの定番和食も楽しめる

六本木にある、みそめぼれの一品料理とおにぎり

『おばんざい三種盛』 1,200円(税込み)、『辛子明太子おにぎり』 450円(税込み)

『みそめぼれ』では、味噌汁だけでなく、和食の定番メニューも充実しています。

岩手県産ブランド米『ひとめぼれ』を使ったおにぎりが、なんと10種類以上。しっとりとした米の甘みと具材の相性が絶妙で、味噌汁との組み合わせも抜群です。

おかず類は、すべて店内で手作り。きんぴらごぼうや肉じゃが、ポテトサラダなど、どこか懐かしく、ほっとするような家庭の味がそろっています。

さらに、注目すべきは味噌を使用したプリン。

京都の白味噌を使用した上品な『白味噌プリン』、大阪の赤味噌でコクと甘みが引き立つ『赤味噌プリン』の2種類を楽しむことができ、スイーツファンからも高評価です。

六本木にある、みそめぼれの味噌のプリン

(左)『白味噌プリン』 660円(税込み)、(右)『赤味噌プリン』 660円(税込み)

なお、テーブル席を利用する場合は席料がかかりますが、カウンター前のスタンディングスペースは無料です。

ただし、スタンディングでは『味噌汁・おにぎり・おばんざい5種』に限られたメニューのみ提供されます。

ジャパニーズウイスキーから稀少な日本酒まで、お酒も充実!

六本木にある、みそめぼれで提供する各種日本酒

日本酒はグラス1杯につき700円(税込み)から

カウンター席やテーブル席では、料理に加えて各種アルコールも楽しめます。

定番のビールやサワーはもちろん、国産のクラフトウイスキー、入手困難な銘柄を含む日本酒など、アルコールメニューのラインナップも豊富。

味噌との相性を考えたセレクトで、和食の魅力をより一層引き立ててくれます。

食事だけや、味噌汁だけを味わうもよし。アルコールとともに料理を楽しんだ後、最後の1杯に味噌汁で食事を締めくくるもよし。『みそめぼれ』は、シーンを問わず立ち寄れる、新しいスタイルの味噌汁専門店です。

六本木にある、みそめぼれの外観

『みそめぼれ』の外観

店舗情報

店名 みそめぼれ
みそめぼれ
Misomebore
住所 東京都港区六本木3-14-13 UFビル 1階
アクセス 六本木駅5番出口から徒歩3分
  • 東京メトロ日比谷線(H04)
  • 都営地下鉄大江戸線(E23)
電話番号 03-6721-1425
予約 不可
支払い方法
  • 現金
  • カード可(American Express・Diners・JCB・Master・VISA・銀聯)
  • 電子マネー可(交通系電子マネー〔Suicaなど〕・iD・QUICPay)
  • QRコード決済可(Alipay・au PAY・d払い・PayPay・楽天ペイ)
サービス料・席料 (22時までの入店)席料600円、(22時以降の入店)席料1,000円
営業時間 月~土曜日12:00〜15:00、18:00〜翌5:00
日・祝日12:00~17:00
定休日 なし
※不定休あり
席数 16席
※カウンター9席、テーブル8席
喫煙・禁煙 全席禁煙
ウェブサイト https://miso-mebore.com/
その他
  • 日本語・英語対応のメニューブックのみあり
  • アレルギー対応メニュー、ヴィーガン・ベジタリアン・ハラール対応メニューなし
  • 車いす不可
  • テイクアウト、デリバリー可
  • スーツケースを置くスペースあり
  • Wi-Fiなし
  • 客が撮影した店の料理写真や動画のSNS投稿は可
  • 個別会計は可

※メニューの内容や料金、店舗情報などは2025年9月時点のものです。