白蛇を祀る蛇窪神社に参拝して金運・財運の運勢UP!?

蛇窪神社の写真

品川区にある蛇窪神社(へびくぼじんじゃ)は、古くから神の使いとして知られている白蛇を祀っている神社。

12日ごとにある白蛇の縁日である『巳の日』は、特に縁起のよい日とされているため、多くの参拝者が訪れます。

『巳の日』がいつなのかを知りたい人は、蛇窪神社のウェブサイトで確認してから訪れるのがおすすめです。

蛇窪神社の鳥居

蛇窪神社と白蛇の関係は、12世紀後半から14世紀前半にかけて続いた鎌倉時代までさかのぼります。

鎌倉時代、蛇窪神社には洗い場があり、そこには白蛇が住んでいました。

しかし、いつしか洗い場がなくなり、白蛇は住処を失います。するとある晩、土地の有力者の枕元に白蛇が現れて元の住処に戻してほしいと懇願したそう。

そこで池を掘り、白蛇辨財天社(しろへびべんざいてんしゃ)を建て、白蛇を迎え入れたことがきっかけとなり、祀り始めました。

白蛇辨財天社の写真

白蛇辨財天社

四季折々の花が浮かぶ手水舎など見どころ満載の参拝ルート

境内に入る前に鳥居の下で一礼をしたら、まずは手水舎(ちょうずしゃ・ちょうずや)で手を清めましょう。

手水舎には四季折々の花が浮かんでおり、とてもきれいです。

浮かんでいる植物は、『巳の日』のたびに入れ替えており、季節によってさまざまな雰囲気を楽しめます。

のんびりと眺めていたくなる光景は、心からリラックスできそうですね。

手水舎の写真

手水舎

社殿の方向へ向かって進むと、蛇窪神社内にある社の1つ蛇窪龍神社(へびくぼりゅうじんしゃ)が右手に見えてきます。

蛇窪龍神社に参拝する前に、まずは手前にある『撫で白蛇』へ足を運びましょう。

『撫で白蛇』は白蛇の夫婦をかたどった石像で、大きいほうは妻を、小さいほうは夫を表しています。

蛇が脱皮することにあやかって、新しい自分への再生、気力の復活などにご利益があるとされている『撫で白蛇』。

願いごとを唱えながら、優しくなでるのが参拝の方法です。

『撫で白蛇』の写真

『撫で白蛇』

次は守護神を祀る蛇窪龍神社に向かいます。

鳥居は金色なので、金運がアップしそうな気がしてきますね。

蛇窪龍神社の写真

蛇窪龍神社

蛇窪龍神社の周りには全長8mの迫力ある白龍と、7匹の白蛇の姿が。

これらは1000年以上の歴史があると伝えられている守護神です。

蛇窪龍神社の写真

お賽銭を入れた後は、守護神にお祈りをします。

参拝は二礼二拍手一礼のスタイル。身体を90度に曲げるお辞儀を2回した後、拍手を2回、最後に再び深いお辞儀を1回します。

拍手の際に、右手は左手の第一関節に合わせるとより丁寧です。

蛇窪龍神社の写真

参拝を終えたら、次に向かうのは金運アップのご利益のある2つのスポットへ。

まずは『銭回し』を体験しましょう。

お賽銭の後、神社に用意されている『白蛇種銭』というコインを手に取り、石臼に乗せます。

『白蛇種銭』の写真

初穂料(200円から)を納めた後に『白蛇種銭』を取る

「社会やお金がよい方向に回るように」と願いを込めて、石臼をゆっくり3回右に回すのがルールです。

清めた『白蛇種銭』は次の銭洗所でも使います。なくさないように気を付けてくださいね。

『銭回し』の写真

『銭回し』

『銭洗所』では、用意されているざるに、先ほどの『白蛇種銭』と自分のお金を入れ、水に浸しましょう。

慌てずゆっくりと行うのが大事ですよ。しっかり『白蛇種銭』とお金を清めたら、ざるごと持って白蛇辨財天社へ。

『銭洗所』の写真

『銭洗所』

白蛇辨財天社では、清めた『白蛇種銭』とお金と一緒に参拝をします。

参拝方法は二礼二拍手一礼。お金に関する願いごとや出世、良縁をもたらすといわれています。

参拝後、『白蛇種銭』は財布に納め、清めたお金は汚さないように自宅で保管するといいとのこと。

白蛇辨財天社の写真

白蛇辨財天社

手水舎から始まって、白蛇辨財天社で終わるのがおすすめの参拝ルートです。

楽しみながら参拝できるので、素敵な思い出になりそうですね。

また、『銭回し』や『銭洗い』は正月の時期など混雑時には体験できない場合があります。

その際でも、清め済みの『白蛇種銭』の頒布はされているので、ご利益はいただけますよ!

白蛇辨財天社の写真

金運アップのお守り!?白蛇が印象的な御朱印も!

参拝の証として頂ける御朱印は、各神社で趣が変わります。

蛇窪神社で年間を通していただける御朱印は、全部で3種類。

どの柄にも白蛇のスタンプが押されているのが特徴です。

御朱印の写真

御朱印 300円

御朱印帳は、光の角度で白蛇のイラストが浮き上がる仕様です。

持っているだけでご利益がありそうな、洗練されたデザインの御朱印帳。

自宅に飾るだけで、ご利益をいただけそうな魅力がありますね。

御朱印帳の写真

御朱印帳 1,500円

蛇にまつわるものであふれている蛇窪神社というだけあって、お守りにも特色が。

『白蛇置物』は蛇そのものの形を再現したお守りです。

自宅に飾りやすい置物になっており、金運アップなどのご利益があります。

蛇の形をしたお守りの写真

(左)『白蛇置物』 2,000円 (右)『大きな白蛇置物』 5,000円

「夢で見ると宝くじに当たる」ともいわれるほど縁起がよいとされる、白蛇。

蛇窪神社の絵馬も白蛇をモチーフとしています。くじで一攫千金を狙っている人だけでなく、さまざまな願いを持った人が絵馬を奉納しています。

絵馬の写真

『白蛇絵馬』 1,000円

いくつかあるおみくじの中で、多くの人が引くのが『一粒万倍みくじ(いちりゅうまんばいみくじ)』です。

米粒の形をしたおみくじで、中には運勢が書かれた紙が入っています。

『一粒万倍みくじ』の写真

『一粒万倍みくじ』 500円

また、その紙の裏側に『超豊作』と書かれていた場合には、お土産が!

社務所にお声がけすると、特別祈願の金色の縁起物『一粒億倍』がいただけます。

一体どんなものなのかは、いただいてからのお楽しみですよ!

おみくじの写真

見どころがいっぱい!蛇窪神社の魅力とは?

蛇窪神社には、まだまだ見どころがあります。

法密稲荷社(ほうみついなりしゃ)は、111本の提灯が飾られている境内社。

昔、大変な大飢餓が訪れた際に行った、雨乞いの断食祈願が成就した証として飾られています。

法密稲荷社の写真

法密稲荷社

運試しができる『満願岩(まんがんいわ)』は、専用の玉を岩に向かって投げて、窪みに見事入れば運が付き、願いが叶うという岩です。

ほかにも、お願いをしながら水をかける『願掛け水掛宝珠』や、持ち上げて軽いと感じたら願いが早く叶う石『おもかる狐石』などがあります。

『運玉投げ』の写真

『運玉投げ(運玉3個)』 100円

『愚痴壺』という日頃の悩みや愚痴を吐き出せる壺も気になる存在。

フタを開けて思いっきり叫んでみましょう。気持ちがすっきりするはずですよ!

『愚痴壺』の写真

『愚痴壺』

蛇窪神社では、生きた白蛇の展示をしています。

展示は不定期で行われるため、見ることができた人はとてもラッキー!ますますご利益がつきそうですね。

ゆっくりと時間をかけて参拝をしたい蛇窪神社。きっと忘れられない時間を過ごせるでしょう。

『おもかる狐石』の写真

『おもかる狐石』 1回100円

寺社情報

名前 蛇窪神社
へびくぼじんじゃ
Hebikubo Shrine
住所 東京都品川区二葉4-4-12
アクセス 中延駅A3出口から徒歩5分
  • 都営地下鉄浅草線(A03)

中延駅東急改札口から徒歩6分
  • 東急大井町線(OM04)

西大井駅改札出口から徒歩8分
  • JR横須賀線(JO16)
  • JR総武線快速(JO16)
  • JR湘南新宿ライン(JS16)
  • JR相鉄直通線
電話番号 03-3782-1711
参拝可能時間 24時間
授与品 9:00~17:00
御朱印 9:00~17:00
おみくじ 9:00~17:00
拝観料 無料
ウェブサイト https://hebikubo.jp/
その他
  • 日本語対応の看板・おみくじのみあり
  • バリアフリー化エリアなし
  • トイレなし
  • スーツケースの持ち込み可
  • 一部撮影禁止エリアあり
  • 土足禁止エリアあり

※記事中の情報は2024年8月時点のものです。