東京を中心に複数の店舗を展開するラーメン店『九州じゃんがら』の本店がある、秋葉原。
『九州じゃんがら』の秋葉原本店は、日本のアニメや漫画にも登場し、秋葉原を代表するラーメン店として長年根強い人気を誇ります。
『九州じゃんがら 秋葉原本店』外観
『九州じゃんがら』の魅力は、洗練された上品な味わいのとんこつスープ。
そして九州地方の名物料理や食材がそろった、ボリューム満点のトッピングです。
万人が食べられる、臭くないとんこつスープ
とんこつラーメンは、濃厚なコクを感じる味だけでなく、豚骨を煮込む際に出る強烈な臭いも特徴です。
しかし、『九州じゃんがら』は店の外はもちろん、店内もとんこつスープ特有の臭いは皆無。あえて臭いを消しているのは、理由があります。
『九州じゃんがら』は、1984年のオープン当初、とんこつの濃度が高く、臭いも強いラーメンを提供していました。
しかし近隣住民や訪れた人から臭いに対するクレームを受けたため、開店から2日で一旦閉店することに。
試行錯誤の末、臭いを消して、上品でマイルドな味わいに生まれ変わったのが、現在の『九州じゃんがら』のスープです。
豚骨をじっくり煮だしたスープを使った『ぼんしゃん』と『からぼん』は、『九州じゃんがら』で提供しているラーメンの中で、一番豚骨の風味が強いラーメン。
鼻を突くようなとんこつの臭いはなく、ほのかに香る程度です。それでいて、豚骨スープならではの後をひくコクが感じられます。
『からぼん 角肉・味玉子入り』 1,410円(税込み)
2つのラーメンの中でも、味にインパクトを求めるなら『からぼん』がおすすめ。
企業秘密の十数種類のスパイスを加えたスープは、ノドがビリビリとするほどの辛さがあります。
辛さもですが、『からぼん』のポイントは、むしろスパイスによって味に深みが出たスープ。
十数種類のスパイスを加えているからこそ出る風味を、ぜひお試しください。
九州の味がつまった『こぼんしゃん』
『九州じゃんがら』の定番メニューである『こぼんしゃん』は、熊本県発祥の熊本ラーメンの要素を取り入れたラーメン。ニンニクを揚げて作る、香味料のマー油を加えています。
『こぼんしゃん 全部入り』 1,430円(税込み)
香ばしい風味とコクがあるマー油は、熊本ラーメンでよく使われる香味料。
『九州じゃんがら』では、スープとの相性を大切に、何度も試行錯誤を重ねて誕生した、特製のマー油を使用しています。
風味のよさはもちろん、スープとの味のバランス感が抜群です。
スープが絡んだ麺をすすると、口いっぱいに広がる香ばしい風りに、驚くことでしょう!
トッピングには、『九州じゃんがら』の代名詞ともいえる『角肉』と『明太子』。
さらに『こぼんしゃん』には、豚チャーシューを細かく刻んだトッピングも入っています。
刻んだチャーシューは、脂身が多くトロトロ。とんこつスープによりコクを加えてくれています。
マー油を使っている『こぼんしゃん』は、卓上に用意されている、すりおろしニンニクを追加するのもおすすめ!
マー油もニンニクを使っているからこそ、味の親和性はばっちりです。
ニンニクのパンチのある風味がよりアップし、食欲をそそります!
多国籍な客に対応した充実のサービス
訪日外国人の利用も多い『九州じゃんがら』では、インバウンド向けのサービスが充実しています。
メニューは、日本語と英語に加え、中国語、韓国語、タイ語の5言語を用意。
店内には、各国の言葉でつづった感謝の言葉の貼り紙もあり、世界中から『九州じゃんがら』には人が集まってきているのが分かります。
さらに、ヴィーガン食が普及している海外のトレンドに合わせ、ヴィーガンラーメンも提供している『九州じゃんがら』。
訪れる人が何を求めているかを常に考え、変わり続ける姿勢には、日本の『おもてなし』の心がつまっているともいえます。
店舗情報
店名 | 九州じゃんがら 秋葉原本店 きゅうしゅうじゃんがら あきはばらほんてん KYUSHU JANGARA AKIHABARA-HONTEN |
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住所 | 東京都千代田区外神田3-11-6
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アクセス |
末広町駅3番出口から徒歩4分
秋葉原駅(AKB)電気街口から徒歩5分
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電話番号 | 03-3251-4059 |
予約 | 不可 |
支払い方法 |
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サービス料・席料 | なし |
営業時間 | 11:00~22:00(LO21:45) |
定休日 | なし ※不定休あり |
席数 | 15席 ※カウンター8席、テーブル7席 |
喫煙・禁煙 | 全席禁煙 |
ウェブサイト | https://kyushujangara.co.jp/ |
その他 |
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