おでんの新たな楽しみ方を新宿で新発見【ちょいおでん 新宿本店】

ちょいおでん 新宿本店

日本の伝統的な煮込み料理の1つ、おでん。大鍋の中で、ダイコンや卵、魚のすり身を使ったちくわやはんぺんなどをじっくり煮込むことで、素材のうまみを引き出します。

見た目はシンプルですが、出汁の味わいの奥行きと具材の組み合わせに、日本の食文化の深さを感じられる逸品です。

東京では、伝統的な味を世代を超えて守り続ける老舗のおでん店から、変わった食材をおでんと組み合わせる創作おでんの店まで、実に多彩なおでんに出会えます。

ちょいおでん 新宿本店 内観

現在、東京と神奈川、秋田で店を構える『ちょいおでん』は、伝統的なスタイルのおでんも楽しみながら、これまで体験したことがないようなおでんとも出会える店です。

新宿駅西口から徒歩5分ほどの場所にある『ちょいおでん』の新宿本店は、おでん種を煮込む鍋を囲むようにしてカウンター席が設置されている造り。

おでん種

カウンターの中には、おでん種が入ったおでん鍋がズラリと並びます。整然と並んだおでんは、見ているだけでも楽しいもの。

ちょいおでん おでんをよそう

注文をすると、おでん鍋の中から熱々のおでん種を取り出し、提供してくれます。

おでんは注文から提供が早いのがメリット。ちょっと小腹を満たしたい、ちょっと酒を楽しみたい時にもおすすめです。

こだわりのハモ出汁を使ったおでん

ベースの出汁におでん種のうまみが溶け込み、一体となっていくのがおでんの魅力。

出汁の味わいは、地域で特徴と傾向が見えるもの。各店のおでんの個性は、おでん種のバリエーションだけでなく、それを煮込むおでん出汁にも表れます。

出汁の素材として、カツオや昆布、サバを使う店が多い中で、こちらの『ちょいおでん』では、出汁に高級魚であるハモを使用しているのが最大の特徴。

福岡県の豊前海で水揚げされたハモを使った出汁は、すっきりとしていながらどんな具材とも合う、絶妙なうまみを持っています。関西風でも関東風でもない、オリジナルの味わいです。

紅しょうが天250円、ちくわぶ、こんにゃく、大根、飛龍頭(がんも)、丸(ゆでたまご)、結び白滝、ちくわ

(左上から)『紅しょうが天』 286円、『ちくわぶ』 165円、『こんにゃく』 165円、(中央)『大根』 275円、(左下から)『丸(ゆでたまご)』 253円、『結び白滝』 198円、『ちくわ』 165円 『飛龍頭(がんも)』 198円(すべて税込み)

ジューシーで噛めばおでん出汁が染み出る『大根』、もちもちとした食感でうまみが染み込んだ『ちくわぶ』、紅しょうがアクセントになっている『紅しょうが天』など、定番のおでん種がそろっています。

さまざまなおでん種が出汁でまとめられ、1つの料理に。それぞれの異なる味わいや食感を楽しめるのが、おでんの最大の魅力です。

ちょい足しで、新たな味わいを発見!

『ちょいおでん』では、定番おでんの新しい楽しみ方を提案。具材を追加して、味に変化をつけます。

具材には、『明太バター』、『ブルーチーズ』、『ジェノベーゼ』の3種類があり、好みのおでんにそれぞれプラス110円(税込み)で、楽しむことができます。

はんぺん、明太バター

『はんぺん』 165円(税込み)、『明太バター』 110円(税込み)

例えば、淡白な味わいの『はんぺん』に、『明太バター』をプラスすることで、バターの風味と明太子の辛味が加わり、コク深い味わいに。

『明太バター』はほかにも、『ちくわぶ』、『結び白滝』などのトッピングにおすすめです。

厚揚げ、ジェノベーゼ

『厚揚げ』(現在販売中止)、『ジェノベーゼ』 110円(税込み)

『ジェノベーゼ』はバジルの風味とハモ出汁がうまくまとまり、和とイタリアンの融合を楽しめます。

『ジェノベーゼ』を加えるのにおすすめの料理は『結び白滝』や『ちくわ』。特に『結び白滝』に使うと、ジェノベーゼパスタのような感覚でいただけるとか!

大根、ブルーチーズ

『大根』 275円(税込み)、『ブルーチーズ』 110円(税込み)

『ブルーチーズ』は、定番の『大根』にちょい足し。ほかに『丸(ゆでたまご)』や『ちくわ』、『こんにゃく』と合わせるのがおすすめです。

出汁と、チーズの持つうまみの相性は抜群。また、ブルーチーズ独特の風味が食材にパンチを加えてくれます。

もちろん、紹介した組み合わせだけでなく、自分ならではのベストマッチを発見する楽しさもあります。ぜひいろいろと試してみてください。

『ちょいおでん』ならではの変わり種食材も

定番のおでん具材だけでなく、少し変わったおでん種も楽しめるのが『ちょいおでん』の特徴です。

ガーリックトースト

『ガーリックトースト』 210円(税込み)

こちらは、にんにくがきいたガーリックトーストにおでん出汁をかけたメニュー。

「トーストとおでん出汁って合うの?」と思うかもしれません。しかし、カリッと焼かれたガーリックトーストにおでん出汁が染み込むと、オニオングラタンスープのような味わいになります。

軟骨ソーキ

『軟骨ソーキ』 418円(税込み)

箸でも簡単に切れるほど、トロトロに煮込まれた『軟骨ソーキ(豚のアバラ骨)』。ハモ出汁のあっさりとしたおいしさとソーキのコクのあるうまみが組み合わさり、酒がすすむ味わいです。

薬味、調味料

(左上から)ハリッサ、濡れ一味、柚子胡椒、辛子、(左下から)ネギ醤油、山わさび

おでんにつける定番の薬味といえば、からし。しかし、『ちょいおでん』では、お通しとして薬味のネギ醤油と山わさびが提供されます。

また、卓上には地中海の辛味調味料であるハリッサ、一味唐辛子、柚子胡椒、からしが。

『ちょいおでん』では有料のちょい足し具材以外にも、これらの無料で提供される調味料やトッピングをプラスして、自分好みのおでんの味を見つけることができるのです。

ちょいおでんオリジナル瓶詰めサワー各種(お花のサワー、バラとエルダーフラワー、おでんのための究極の緑茶ハイ、ミントレモンサワー)

(左)『お花のサワー ~バラとエルダーフラワー~』 484円(税込み)、(中央)『おでんのための究極の緑茶ハイ』 506円(税込み)、(右)『ミントレモンサワー』 484円(税込み)

また、オリジナルのアルコールメニューにも注目してください。店舗オリジナルで作られている『ちょいおでんオリジナル瓶詰めサワー』は、他店ではなかなか味わえないものです。

特に、おでんに合うように味わいを分析して作られたという究極の緑茶を使った『おでんのための究極の緑茶ハイ』は、ぜひ一度お試しあれ。

ちょいおでん 外観

定番おでんを味わいながら、自分なりの新しいおでんスタイルを見つけることができる『ちょいおでん』。

ちょっとだけ立ち寄るもよし、腰をすえてじっくり楽しむもよし。おでんの奥深さを知ることができそうです。

店舗情報

店名 ちょいおでん 新宿本店
ちょいおでん しんじゅくほんてん
Choioden Shinjuku Honten
住所 東京都新宿区西新宿7-3-1 三光パークビル 1階
アクセス 西武新宿駅正面口から徒歩3分
  • 西武新宿線(SS01)

新宿駅(SJK)西口から徒歩7分
  • JR山手線(JY17)
  • JR埼京線(JA11)
  • JR湘南新宿ライン(JS20)
  • JR中央快速線(JC05)
  • JR中央・総武線(JB10)
  • 京王電鉄京王線(KO01)
  • 京王電鉄新線(KO01)
  • 小田急電鉄小田急線(OH01)
  • 東京メトロ丸ノ内線(M08)
  • 都営地下鉄新宿線(S01)
  • 都営地下鉄大江戸線(E27)
電話番号 03-5331-3341
予約
※電話、食べログ、ホットペッパーグルメから予約可能
支払い方法
  • 現金
  • クレジットカード可(American Express・Diners・JCB・Master・VISA)
  • 電子マネー不可
  • QRコード決済不可
サービス料・席料 薬味代として250円
営業時間 月~土曜日・祝前日15:00~翌2:00(LOフード翌1:15、ドリンク翌1:30)
日・祝日15:00~23:00(LOフード22:15、ドリンク22:30)
定休日 なし
※不定休あり
席数 62席
※カウンター15席、テーブル47席
喫煙・禁煙 全席禁煙
ウェブサイト https://choioden.com/shinjukuhonten/
その他
  • 日本語、英語、中国語(簡体字)対応のモバイルオーダーあり
  • アレルギー対応メニュー、ヴィーガン・ベジタリアン・ハラール対応メニューなし
  • 車いす可
  • テイクアウト可、デリバリー不可
  • スーツケースを置くスペースあり
  • Wi-Fiなし
  • 客が撮影した店の料理写真や動画のSNS投稿は可
  • 個別会計は不可

※メニューの内容や料金、店舗情報などは2025年5月時点のものです。