分厚いハンバーグと6種のソース 浅草の洋食店で味わう絶品料理【モンブラン】

1979年創業の『モンブラン』は、飲食の激戦区である浅草の中でも一、二を争う人気店。

名物は、国産牛のみを使って作った、ジューシーなハンバーグです。

浅草にある洋食店、モンブランのハンバーグ

あなたならどの国のソース?選べるソースは6種類

『モンブラン』の名物であるハンバーグの特徴はいくつかありますが、1つ目は、選べる6種のソース。

フランス、オランダ、ロシア、メキシコ、イタリア、そして日本と、各国をイメージしたソースが用意されています。

一番人気は、酪農が盛んなオランダにちなんだ、チーズソースの『オランダ風ハンバーグ』。

クリーミーな味わいのベシャメルソースに、チェダーチーズ、香りやとろみのあるチーズを加えて作った特製ソースが、たっぷりとかけられています。

浅草にある洋食店、モンブランのオランダ風ハンバーグ

『オランダ風ハンバーグ』 1,320円(税込み)

創業当時と変わらぬレシピで作るチーズソースは、芳醇な香りからして絶品です。

熱々の鉄板で熱せられたチーズソースが香り立ち、食欲を刺激します。

浅草にある洋食店、モンブランのオランダ風ハンバーグのチーズソース

味わいは濃厚で、甘みと酸味、そして香りが絶妙なバランス。

チーズソースに使われている4種類の食材が、それぞれの特徴をお互いに引き出しあっています。

浅草にある洋食店、モンブランのオランダ風ハンバーグ

チーズソース以外のソースも、もちろんおすすめ。

ピリッと辛いトマトソースの『メキシコ風』や、おろしたタマネギを加えた醤油ベースのソースがかかった『和風』など、6種類もあるので選ぶ楽しさがあります!

山のモンブランにちなんだ厚いハンバーグ

ハンバーグの2つ目の特徴は、店の名前にもなっている、山のモンブランにちなんだ約5cmの厚み。

モンブランの標高が約4,800mにちなんで、店で提供するハンバーグは4.8cmの厚みを目指して作られているのだといいます。

浅草にある洋食店、モンブランのオランダ風ハンバーグ

使用する食材は、国産牛の肩ロース。

レシピはいたってシンプルで、塩とコショウ、少量の卵とパン粉を加えて混ぜるのみ。

個性的なソースに合わせるため、あえてシンプルなレシピにしてあります。

浅草にある洋食店、モンブランのハンバーグ

肉汁のあふれるジューシーさを際立たせるため、焼き方にも特徴が。

まず、フライパンでハンバーグの表面を焼き、肉汁が外に漏れないよう壁を作ります。

その後、オーブンに入れて火を通すことで、肉汁が循環し、ジューシーな焼き上がりになるのだそう。

また、火の通り具合が全体の90%の状態で、オーブンから取り出すのもポイント。

食べている間に、余熱によって中まで火が通るので、最後まで焼きたての肉の食感を堪能できます。

浅草にある洋食店、モンブランのオランダ風ハンバーグ

デカ盛りのビーフカレーは満腹になること間違いなし!

ハンバーグが人気の『モンブラン』ですが、ほかの洋食メニューも充実。

海外生まれの料理が、日本にわたり独自の発展を遂げた洋食は、近年、外国人観光客の間で人気が高まっています。

そこで、おすすめしたいのがデカ盛りの『ビーフカレー』。

大振りにカットした牛のバラ肉が、たっぷりと入っておりボリューム満点です!

浅草にある洋食店、モンブランのビーフカレー

『ビーフカレー』 1,188円(税込み)

ルーとともに、6時間煮込んだ牛肉は、大きな塊肉にもかかわらず、簡単に噛み切れるほどやわらか。

カレーのルーは、ほどよい辛さで、喉を優しく刺激し、じんわりと額に汗がにじみます。

おいしさの秘訣は、「食材よりも人件費のほうが高い」と店主が語るほど、手間と時間をかけて丁寧に手作りしたカレーのルー。

辛さはもちろん、ゼロからルーを手作りしているからこそ、食材のうまみが丁寧に抽出され、コクを生み出します。

浅草にある洋食店、モンブランのビーフカレー

付け合わせの、ラッキョウの漬物と福神漬けも、より『ビーフカレー』をおいしく食べるためには欠かせません!

どちらもほのかな酸味があり、ピリッと辛いカレーのルーにコクを与えてくれます。

シャキシャキとした食感もアクセントとなり、食べた時の充足感を格別なものにしてくれること間違いなし。

浅草にある洋食店、モンブランのビーフカレー

(左)福神漬け、(右)ラッキョウの漬物

自家製のタルタルソースが絶品!大きなエビフライ

コストパフォーマンス抜群の『エビフライ』も、『モンブラン』を訪れたら、ぜひ注文したいメニューです。

浅草にある洋食店、モンブランのエビフライ

『エビフライ』 1,628円(税込み)

皿の上には大きなエビフライが、贅沢に3本!

サクサクの衣は薄く、中にはエビの身がぎっしりと詰まっており、食べた時の贅沢感はかなりのもの。

衣を厚くすることで、サイズを大きく見せるような誤魔化しはしない、特別感のあるエビフライです。

浅草にある洋食店、モンブランのエビフライ

エビの存在感がすごいからこそ、弾力感ある身の食感も満足行くまで堪能できます。

これで1皿、1,628円(税込み)というリーズナブルな価格なのですから驚きです。

浅草にある洋食店、モンブランのエビフライ

付け合わせのタルタルソースも、カレーのルーと同じく自家製。メイン食材となるマヨネーズは手作りです。

酢の量を少なくしているため、マヨネーズの酸味は控え目。

タマネギ、ピクルス、卵などタルタルソースの定番の具材とともに混ぜ合わせた後、塩とコショウ、レモンで味を調えます。

浅草にある洋食店、モンブランのタルタルソース

使う具材そのものは一般的なタルタルソースと同じではあるものの、自家製のマヨネーズにより、印象に残る味わいに。

酸味をおさえた、甘みのあるタルタルソースは、エビフライとの相性もばっちりです。

一日中賑わう人気店『モンブラン』

浅草の地元住民たちに長く愛されてきた、洋食店の『モンブラン』。

その評判は浅草にとどまらず、『モンブラン』の料理を求めて、遠方からも人が訪れます。

浅草にある洋食店、モンブランの外観

『モンブラン』の外観

なぜここまで『モンブラン』に人が集まるのか、実際にその舌で味わえば理由に納得。

丁寧に、味に妥協せず作られた料理の数々は、これからも浅草に集う人たちを魅了し続けます。

浅草にある洋食店、モンブランの内観

『モンブラン』の内観

店舗情報

店名 モンブラン浅草店
もんぶらん あさくさてん
Monburan Asakusa
住所 東京都台東区浅草1-8-6 ファミール浅草ビル 1階
アクセス 浅草駅2番出口から徒歩4分
  • 都営地下鉄浅草線(A18)
  • 東京メトロ銀座線(G19)
  • 東武スカイツリーライン(TS01)

浅草駅A1出口から徒歩4分
  • つくばエクスプレス(TX03)
電話番号 03-5827-2771
予約
※電話から予約可能
支払い方法
  • 現金
  • カード可(American Express・JCB・VISA)
  • 電子マネー可(交通系電子マネー〔Suicaなど〕・iD・nanaco・WAON・楽天Edy)
  • QRコード決済可(PayPay)
営業時間 11:00~21:30(LOフード21:00、ドリンク21:30)
定休日 水曜日
席数 65席
※カウンター9席、テーブル56席
喫煙・禁煙 全席禁煙
ウェブサイト https://monburan.co.jp/
その他
  • 日本語・英語対応のメニューブックのみあり
  • アレルギー対応メニューは注文時に相談可。ヴィーガン・ベジタリアン・ハラール対応メニューなし
  • 車いす可
  • テイクアウト、デリバリー可
  • スーツケースを置くスペースあり
  • Wi-Fiなし
  • 客が店内で撮影した料理写真や動画のSNS投稿は可
  • 個別会計は現金のみ可

※メニューの内容や料金、店舗情報などは2024年10月時点のものです。