東京で和食の原点、味噌の魅力を再発見!【みそ汁カフェ味苑】

みそ汁カフェ味苑

味噌は、大豆と米を主原料とし、発酵させて作る、日本の伝統的な調味料です。

1000年以上の歴史を持ち、味噌汁はもちろん、煮物や鍋、焼き料理にも使われ、日本の食文化に深く根付いています。

そんな日本の味噌文化を見て、食べて、味わうことができる店が『みそ汁カフェ味苑』です。

『みそ汁カフェ味苑』の外観

『みそ汁カフェ味苑』が入る、老舗味噌専門店『佐野みそ』の外観

東京駅から電車で約10分。『東京スカイツリー』にほど近い、亀戸にある『みそ汁カフェ味苑』は、味噌を主役として楽しめる、ほかにはないカフェです。

1934年創業の老舗味噌専門店『佐野みそ』の店内にあり、味噌の魅力を最大限に引き出したみそ汁が味わえます。

みそ汁カフェ味苑

鮮度と風味が抜群! 至福の味噌汁体験

『みそ汁カフェ味苑』の名物は、ご飯と味噌汁のセット。ご飯も味噌汁も、自分好みにカスタマイズできるのが、人気の理由です。

まずは、味噌汁の具材をチョイスします。

用意されているのは2種類。具材が薬味だけのシンプルな『素おみそ汁セット』か、7種類の具材と肉または魚が入った贅沢な『具だくさんおみそ汁セット』です。

さらに、主食としてご飯か焼きおにぎりを選びます。

みそ汁カフェ味苑

カウンター内には7種類の具材や副菜などが並ぶ

味噌汁に使用する味噌は、6種類の中から選択が可能です。1種類、もしくは2種類のブレンドのどちらかを選びます。

味噌は、原料や発酵期間、色などで分類され、端的にいえば色が淡いほど甘く、濃いほど塩みが強い場合が多いです。

異なる2種類の味噌をブレンドする場合、色の違いで合わせるのがおすすめ。

代表的なものとして、甘みの強い『白味噌』、1〜3年かけて発酵させるコク深い『赤味噌』、その2つをブレンドした『合わせ味噌』、最も濃厚さを感じる『豆味噌』、香ばしい風味が特徴の『麦味噌』などがあります。

分からなければスタッフにおすすめのブレンドを聞いてみてください。

『みそ汁カフェ味苑』の味噌一例

『みそ汁カフェ味苑』の味噌一例

味噌汁は、味噌と出汁を合わせた料理。『みそ汁カフェ味苑』では毎朝、昆布とカツオ節から抽出した出汁を使用し、注文ごとに1杯ずつ味噌と調合します。

作り置きはせず、1杯ずつ作るからこそ、鮮度抜群で味噌の風味がしっかりと立った味噌汁です。

素おみそ汁 い セット

『素おみそ汁 い セット』 900円(税込み)

『みそ汁カフェ味苑』には、味噌汁を楽しめるセットが4つあります。『素おみそ汁 い セット』『素おみそ汁 ろ セット』『具おみそ汁 は セット』『具おみそ汁 に セット』です。

セット名の中にある、『い』『ろ』『は』『に』は、日本では『いろは歌』と呼ばれ、古来より英語でいうアルファベット順のような形で使われてきました。

『素おみそ汁 い セット』は、『素おみそ汁』に焼きおにぎりを付けたセットです。

『素おみそ汁』をひと口飲むと、芳醇な麹の香りが鼻に抜け、コクとうまみが融合した深い味わいが全身にじんわりと染みわたります。

『素おみそ汁 い セット』は、シンプルながらも奥深い味噌汁の魅力をじっくり堪能したい人におすすめです。

具おみそ汁 に セット

『具おみそ汁 に セット』 1,280円(税込み)

『具おみそ汁 に セット』は、『具おみそ汁』にご飯を付けたセットで、味噌汁の椀を開けると、旬の野菜やキノコをはじめ、彩り豊かな具材が現れ、美しさに心が踊ります。

食べごたえで選ぶなら、『具おみそ汁セット』がおすすめです。

どちらの味噌汁も、出汁をカツオ節からシイタケに変更するなど、ヴィーガン、ベジタリアン対応もしています。

2種類の漬物と3種類の『おかず味噌』

2種類の漬物と3種類の『おかず味噌』

どちらのセットにも、2種類の漬物と3種類の『おかず味噌』、お口直しの甘味が付いています。

『おかず味噌』には、サバを合わせた味噌や大葉を練り込んだ味噌などがあり、ご飯や焼きおにぎりのお供に最適です。

(左)パセリ(中央)粉チーズ(右)あられ

(左)パセリ(中央)粉チーズ(右)あられ

また、卓上には『吸い口』が用意されており、味や香り、食感にアクセントを加えることができます。

香ばしさと軽快な食感が楽しめる米の『あられ』や、味噌と相性抜群の粉チーズ、スパイスの刺激を加える黒胡椒、パセリなど内容はさまざま。

少しずつ『吸い口』を加えて変化を楽しんでみてください。

みそ汁カフェ味苑

和洋が融合した斬新なデザート『みそフレンチトースト』

『みそ汁カフェ味苑』には、味噌汁のセット以外にもメニューがあります。

パンと味噌を組み合わせた、独創的な1品『みそフレンチトースト』も人気です。

みそフレンチトースト

『みそフレンチトースト』 900円(税込み)

『みそフレンチトースト』は、味噌を練り込んだパンをフレンチトーストに仕立てたデザート。

軽めの口当たりでやわらかな食感、甘いバニラアイスとビターな味噌キャラメルソースが織り成す味のコントラストが楽しめます。

みそフレンチトースト

日本全国から厳選した郷土味噌はお土産に好評

『みそ汁カフェ味苑』の味噌グルメ体験の前後で楽しみたいのが、味噌専門店ならではの量り売りです。

『佐野みそ』では、発酵後に加熱処理をしていない、酵母や菌が生きている上質な味噌を厳選しています。

『佐野みそ』の内観

『佐野みそ』の内観

店内には、北海道から沖縄まで厳選した約70種類もの郷土味噌がずらり。味噌が入った大きな樽が整然と並び、その数に圧倒されます。

気になった味噌は試食ができるので、スタッフに声をかけてください。

『佐野みそ』スタッフ

味噌の販売は300gから購入可能です。

冷蔵で半年、冷凍で約1年保存ができるので、お土産に購入する外国人も多いといいます。

手軽に試飲『くらべてみ噌』

ほかにも、12種類の味噌から選び、出汁にといて試飲できる『くらべてみ噌』という体験もおすすめです。

3種類もしくは6種類の味噌を、手軽に味比べができます。

くらべてみ噌

『くらべてみ噌』 3種 150円(税込み)、6種 300円(税込み)

『くらべてみ噌』は、まず備え付けの小さな紙コップを取り、スプーンで味噌をすくって入れます。

くらべてみ噌

次にポットに入った出汁を入れ、スプーンで味噌を溶かすように混ぜたら完成です。

くらべてみ噌

デザートのように甘い白味噌から驚くほど濃厚な味の赤味噌まで、味噌の多種多様な味の違いを気軽に体感できます。

くらべてみ噌 3種

『くらべてみ噌 3種』

さらに店内には、味噌を使用した食品や漬物などの発酵食品、調味料など全国から選りすぐったおいしい食品もそろっています。

日本独自の奥深い発酵文化を、ぜひ味わってみてはいかがでしょうか。

店舗情報

店名 みそ汁カフェ味苑
みそしるかふぇ あじえん
Miso Soup Cafe Ajien
住所 東京都江東区亀戸1-35-8 佐野みそ亀戸本店内
アクセス 亀戸駅北口から徒歩3分
  • JR総武線(JB23)
  • 東武亀戸線(TS44)
電話番号 03-3685-6111
予約 不可
支払い方法
  • 現金
  • クレジットカード可(American Express・Diners・Discover・JCB・Master・VISA)
  • 電子マネー可(交通系電子マネー〔Suicaなど〕・iD・nanaco・QUICPay・WAON・楽天Edy)
  • QRコード決済可(au Pay・PayPay・楽天 Pay)
サービス料・席料 なし
営業時間 11:00〜15:00(LO)
定休日 なし
席数 テーブル14席
喫煙・禁煙 全席禁煙
ウェブサイト https://sanomiso.com/store/kameido-main-store/
その他
  • 日本語・英語対応のメニューブックのみあり
  • アレルギー対応メニュー、ヴィーガン・ベジタリアン対応メニューあり。ハラール対応メニューなし
  • 車いす可
  • テイクアウト、デリバリー不可
  • スーツケースを置くスペースあり
  • Wi-Fiなし
  • 客が撮影した店の料理写真や動画のSNS投稿は可
  • 個別会計は可

※メニューの内容や料金、店舗情報などは2025年7月時点のものです。