2021年の開業後、2023年から3年連続、ミシュランビブグルマン獲得。
オープンからわずか数年で偉業を成し遂げた店が、ラーメン店『はるちゃんラーメン』です。
新橋で誕生した『はるちゃんラーメン』は、2024年7月に総本店となる『銀座はるちゃんラーメン』をオープン。
近隣で働く人々、地域住民、はては外国人観光客まで、1日を通して客足が絶えません。
『特製中華そば』 1,600円(税込み)
ミシュラン獲得も納得!絶品スープ
『銀座はるちゃんラーメン』最大の特徴は、なんといっても毎日店で仕込むスープでしょう。
豚のゲンコツ、厳選した煮干し、香味野菜を組み合わせて生まれるうまみは格別。
スープのひと口目はあっさりと、しかし後から深いコクが広がります。その見事な味のバランスに、ほれぼれしてしまうほど。
『銀座はるちゃんラーメン』のスープは塩味のみ
食べ進めていると、温度の変化によるものか、スープに加えた塩ダレの風味が増していき、それもまた美味。コクが増し、より印象的な味わいへと変わります。
しかし決して塩気が強すぎない、これまたベストな味のバランス。
タレの塩気と香味野菜の甘み、豚と煮干しのパンチのある味わいが混ざり合い、唯一無二のコクを作り出すのです。
そんな魅惑のスープを、なみなみと丼に注ぐのが『銀座はるちゃんラーメン』が加盟する『ちゃんのれん組合』加盟店の共通のスタイル。
「最後まで熱々のまま、堪能してもらえるように」という思いが込められており、改めてスープに対するこだわりがうかがえます。
スープに合わせるのは、新宿だるま製麺の特注麺。
表面はつるつる、噛めばもちもち、極上の食感にうっとりしてしまうことでしょう。
嬉しいのは、『銀座はるちゃんラーメン』では麺の大盛が無料という点。スープとともにすすり心地のよい麺を、心ゆくまで堪能できます。
『銀座はるちゃんラーメン』では海苔の追加注文は必須
トッピングもぬかりなく、一つひとつがどれも主役級の存在感です。
『特製中華そば』
『特製中華そば』には、味玉、お麩、豚チャーシュー、海苔、メンマなど、トッピングがもりだくさん。
とりわけ、毎日スープとともに煮込んで作る豚チャーシューは絶品です。
使うのは、豚のウデ肉とバラ肉の2種類。注文が入るたびに切り分けて提供しており、頬張ればスープのうまみとともに、脂身の甘くジューシーな味わいが広がります。
食感の違いが楽しめるのも、2種類の部位を使っているからこそ。
しっとりとした肉質のウデ肉、脂身が多くとろけるようなバラ肉の、異なる食感の対比に心をつかまれます。
そしてもう1つ、250円(税込み)を支払い追加で注文してほしいのが、九州の有明海で採れた海苔を使った『有明初摘み海苔』。
トッピングだけの特別な海苔で、香りのよさにこだわったものです。
『有明初摘み海苔』 250円(税込み)
まずはそのまま味わうと、歯切れがよく、舌の上でなめらかにとろけます。
海苔で麺を包むようにして食べれば、芳醇な香りがプラスされ、味わいは大きく変化。
すでに完成されていると思った完璧な味の1杯が、海苔を加えるだけでこんなにも印象が変わることに驚かされます。
グルメ好きが集まるエリア東銀座にある『銀座はるちゃんラーメン』
『銀座はるちゃんラーメン』がある東銀座エリアは、小規模の飲食店が点在しているため、グルメ好きが集まる場所として知られています。
『銀座はるちゃんラーメン』もまた、カウンターのみ11席。
グルメ好きが集まる東銀座で「地域で愛されるような1杯を作りたい」と語る店主の思いは、何より味に反映されています。
『銀座はるちゃんラーメン』外観
可能な限り手作りにこだわるからこその、洗練された味わい。
丁寧に時間をかけて生まれる唯一無二の味は、日本だけでなく世界を魅了しているといっても過言ではありません。
事実、取材中には訪日外国人観光客の姿もちらほら。すでに『銀座はるちゃんラーメン』の評判は、海外にも届いているようです。
店舗情報
店名 | 銀座はるちゃんラーメン ぎんざ はるちゃんらーめん Ginza Haru-chan Ramen |
---|---|
住所 | 東京都中央区銀座3-11-6 鈴木ビル 1階
|
アクセス |
東銀座駅4番出口から徒歩3分
銀座駅A7出口から徒歩6分 |
電話番号 | 03-6260-6088 |
予約 | 不可 |
支払い方法 |
|
サービス料・席料 | なし |
営業時間 | 11:00~21:00(LO) |
定休日 | なし ※不定休あり |
席数 | カウンター11席 |
喫煙・禁煙 | 全席禁煙 |
ウェブサイト | https://www.instagram.com/haruchan_ginza/ |
その他 |
|