マイクロブタ、フクロウ、ハリネズミ、はては爬虫類まで。
猫カフェや犬カフェに留まらず、ユニークな動物たちとふれあえるカフェが続々と登場しています。
そうしたエンターテインメント性あふれるカフェは、日本人だけでなく海外から訪れる観光客の間でも話題に。
東武スカイツリーラインの曳舟駅を最寄りとするカピバラカフェ『cafe capyba』の場合、来店者の半数以上が訪日外国人です。

『cafe capyba』のカピバラのぴすけくん
浅草からもアクセス良好!曳舟の『cafe capyba』
カピバラの琥珀くんとぴすけくんとふれあえる『cafe capyba』は、浅草駅から電車で約5分の曳舟駅から徒歩約5分、押上にある東京スカイツリーからは徒歩20分。閑静な住宅街の中にあります。
2匹に野菜をあげたり、なでたり、写真撮影を楽しんだりと、カピバラとの貴重なふれあいを楽しめるとあり、1日の予約枠は常に満席。

『cafe capyba』の外観
『cafe capyba』は事前予約制であり、2週間先までの予約を受けていますが、予約受付開始と同時に枠が埋まってしまうほどで、その人気はかなりのものです。
『cafe capyba』の魅力と、店での時間を満喫するためのポイントを、同店のオーナーである吉田さんの話を交えてご紹介します!
『cafe capyba』のカピバラとふれあう際のポイント
『cafe capyba』の琥珀くんとぴすけくんは、店のスタッフに丁寧にお世話されていることもあり、人馴れしており落ち着いています。
常に2匹の体調を第一に考え、もしも琥珀くんとぴすけくんのどちらか一方でも不調な様子なら、営業そのものを休む徹底ぶり。

『cafe capyba』のカピバラの琥珀くん
人からの愛情を受けている2匹だからこそ、来店者が近付いても逃げることはありません。
むしろのびのびと店内でくつろいでおり、『cafe capyba』だからこそ実現できる、カピバラとの距離感の近さが何よりの魅力です。


琥珀がソファでゆっくりしている時は、背中を撫でてあげてください。あまりしつこくしないことがポイントです。ぴすけが床で寝転がっている時は、腰やお腹を撫でてあげてください。
店内でくつろぐ2匹を触っても、ご覧の通り。嫌がるそぶりは見せません。
想像よりも大きな体躯、毛の感触、温かな体温が分かるほど至近距離でふれあえるのは、カピバラカフェである『cafe capyba』ならではです!

しかし、どこを触ってもいいわけではありません。人間と同様、2匹にも触れないほうがよい箇所があります。
また、無理やり抱き上げようとしたり、つかんだりするのはもってのほか。
ルールを守って接すれば、先に紹介した背中、腰やお腹のほか、タイミングによっては耳の裏側や頬なども撫でると喜ばれるといいます。

琥珀とぴすけは、人にとても慣れていますが、動物ですので、まれに予測できない動きをすることがあります。特に、カピバラの歯は長く鋭いので、口元に触れるのは避けてください。

カピバラのベストショットを狙うコツと注意点
ふれあいだけでなく、琥珀くんとぴすけくんとのツーショットを撮影できるのも『cafe capyba』のだいご味です。

せっかくの機会なので、いろいろな角度から撮影してみてください。あまりみかけない正面からのアングルもおすすめです。お座りしているタイミングだと、顔の下から見上げるような写真が、撮影できます。
吉田さんおすすめのアングルは、店内で販売しているスティック状の野菜を使えば、比較的簡単に撮影できます。
手から直接野菜スティックを食べてもらえたならば、ベストショットを狙えること間違いなし。
2匹が食べることに集中している間に、さまざまなアングルから撮影していきましょう。

カピバラ用おやつの『野菜』は330円(税込み)で購入可能
しかし、咀嚼する姿があまりにもかわいすぎるがゆえに、カメラのシャッターボタンを忘れてしまう恐れも。
2匹の姿を眺めつつ、かつベストタイミングも狙いつつ、あなたの器用さと精神力の強さが試されます。


朝の2匹は入浴を済ませた後なので、のんびりしている状態です。夕方以降は活動的になり、生牧草を食べてるタイミングであれば、カピバラが食事している動画を撮れます。
撮影時の注意点は、写真、動画撮影ともに、フラッシュの使用や過度な照明を当てるのは避けるということ。
カピバラに限らず、動物は強い光に敏感です。琥珀くん、ぴすけくんの安全面への配慮を忘れずに、楽しい撮影タイムを心掛けましょう。
観光客にこそ最適な充実のホスピタリティ
前述した通り、『cafe capyba』の来店者の大半は観光で訪れている外国人。
「愛らしいカピバラに癒されたい」「カピバラとふれあえる貴重な場所」だけではない、訪日外国人に人気の理由があります。

『cafe capyba』の店内
その1つが、言語面の充実度です。
店の利用方法の説明、注意書きや案内など店内の貼り紙は日本語と英語が併記してあります。
日によって、英語に長けたスタッフも在籍しているそうで、入店から退店まで言語面で不便を感じることは少ないでしょう。
さらに店舗の2階には、ショルダーバッグやハンドバッグなど、小さいサイズの荷物を預けておける、無料の鍵付きロッカーの用意も。
観光の合間に訪れた場合、お土産を持った状態で来店することもあるため、観光客にとってロッカーの用意は嬉しいポイント。
カピバラとのふれあいを楽しんでもらうため、ホスピタリティは万全です。
退店前におみやげの購入も忘れずに

『cafe capyba』のオリジナル商品一例
『cafe capyba』では店内で、カピバラグッズを販売しており、こちらも人気。
カピバラのぬいぐるみやコースターは、自分用に欲しくなるかわいさです。

『ぬいぐるみ』 2,800円(税込み)
コップやマグカップには、『cafe capyba』のロゴマークがあしらわれた、オリジナル商品。
シンプルなデザインなので、プレゼントとして贈っても喜ばれることでしょう。
店内のドリンク提供用にも使われているので、使い心地を確認してみてはいかがですか。

(左)『グラス』 2,400円(税込み)、(右)『マグカップ』 2,400円(税込み)
『cafe capyba』は6歳以上から入店が可能で、利用は30分1,250円(税込み)から。なお、1人1杯のドリンクオーダーが必須です。
30分以降は、10分330円(税込み)で延長が可能。混雑状況によるため、利用者の数により延長できない場合もあります。
友人同士はもちろん家族で楽しめる『cafe capyba』。日本ならではの体験として、スペシャルな時間を過ごせます。
『cafe capyba』の店舗情報
店名 | cafe capyba カフェカピーバ cafe capyba |
---|---|
住所 | 東京都墨田区東向島1-31-3
|
アクセス |
曳舟駅西口から徒歩5分
京成曳舟駅西改札口から徒歩9分
|
電話番号 | 03-6657-0748 |
予約 | 可 ※公式ウェブサイトから予約可能 |
支払い方法 |
|
サービス料・席料 | なし |
営業時間 | 月~火・金曜日11:00~17:30 土日・祝日10:00~17:30 |
定休日 | 水・木曜日 |
席数 | 13~15席 |
喫煙・禁煙 | 全席禁煙 |
ウェブサイト | https://cspace.co.jp/ |
その他 |
|
※メニューの内容や料金、店舗情報などは2025年4月時点のものです。