JR上野駅直結の商業施設『アトレ上野』に店を構える『とん久』の上野店は、こだわりのとんかつをリーズナブルに味わえる人気店。
豚の銘柄や調味料に至るまで、『とん久』の情熱が詰め込まれています。
希少な黒豚のうまみを堪能するとんかつ
『とん久』では、とんかつに使用する豚肉を2種類から選べます。
1つ目は、希少性の高い『黒豚』。そして2つ目が、赤身のうまみ、脂身の甘みのバランスがよい『大吟醸』です。
店のおすすめは『黒豚』。『大吟醸』に比べて価格が若干高いものの、食べればおすすめなのも納得できます。
『上ロースかつ定食(黒豚)120g』 1,859円
全世界で生産されている豚の中で、『黒豚』と呼ばれるのは極わずか。
希少な『黒豚』の豚肉は、食感、うまみ、甘み、どれをとっても一般的な豚とは一線を画します。
サクサクのパン粉に包まれた豚肉は、きめ細やかな食感。歯切れがよく、それでいて適度な弾力感を残しています。
低温でじっくりと揚げているため、水っぽさはなく、しっとりとしていてジューシー。
揚げたての熱々の状態のまま口に入れると、ジュワッと肉汁が染み出します。
豚肉のうまみと甘みを引き立てるため、調味料にもこだわりが。
用意されている調味料が豊富で、とんかつ定食にセットで付いてくるゴマに加え、卓上にはソース、岩塩、カラシが用意されています。
調味料各種
ゴマは、すり鉢と一緒に提供され、注文した人自身がすりつぶします。
ゴマは、芳醇な香りが特徴の『金胡麻』を使用。食べる直前にすりつぶすことで、香りのよさが引き立ちます。
そこに卓上の自家製ソースを加えるのが、『とん久』のおすすめの食べ方。
ソースはトマトをベースに、野菜と果実をブレンドしており、フルーティーさの中にマイルドな酸味を感じます。
とんかつとの相性を追求した特製のソースは『とん久』を訪れたら、必ず試してほしい調味料です。
ほかにも、大根をおろしてポン酢と和えた『鬼おろし』も『とん久』ならではの調味料。
食感が残る程度に、粗くおろした『鬼おろし』は、1つ110円(税込み)で注文できます。
『鬼おろし』 110円(税込み)
粗くおろすことで大根から水分が出にくくなるため、豚肉のうまみや甘みがぼやけないのも、『鬼おろし』をおすすめしたいポイント。
たっぷりととんかつにのせて食べれば、さっぱりとした後味にしてくれます。
よりシンプルに、豚肉本来のおいしさを堪能したいなら、岩塩で。
塩気が強すぎず、豚肉の甘さがより際立ちます。
『岩塩』
カツカレーにしてもおいしい『とん久』のとんかつ
『とん久』では、とんかつをトッピングしたカレーも提供しています。
トッピングといっても、『とん久』のカツカレーのメインは、とんかつ。
主役であるとんかつの存在を際立たせるため、カレールーに具材は入れていません。
『かつカレー定食(黒豚)』2,079円(税込み)
カレールーは、黒コショウのスパイスが効いており、さわやかな風味。
ソースと同様、とんかつとの相性を考えて作られたカレールーです。
黒コショウの刺激は控え目で、とんかつの味を邪魔しません。
もちろん、カレールーはご飯との相性も抜群。
甘みとうまみにカレールーのほのかな辛みが加わり、より味わいが深くなります。
食材にこだわり抜いた『とん久』
希少な『黒豚』を使用しながらも、リーズナブルに提供できることに強みを感じているという『とん久』。
独自のルートで仕入れることで、価格を抑えています。
ただ安いだけでなく、食べた人に満足感を与える味を追求しているのも『とん久』が人気の理由です。
揚げ方、多彩な調味料、どこを取ってもすべてはおいしさを引き立てるために考え尽くされたもの。
値段以上のとんかつを提供する『とん久』は、上野で必ずや訪れたい1店です。
『とん久』外観
店舗情報
店名 | とん久 上野 とんきゅう うえの Tonkyu Ueno |
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住所 | 東京都台東区上野7-1-1 アトレ上野 EAST 2階
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アクセス |
上野駅(UEN)中央改札からすぐ
京成上野駅正面口から徒歩4分
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電話番号 | 03-5826-5778 |
予約 | 不可 |
支払い方法 |
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サービス料・席料 | なし |
営業時間 | 11:00~22:30(LO21:30) |
定休日 | なし ※アトレ上野の休館日に準ずる |
席数 | テーブル70席 |
喫煙・禁煙 | 全席禁煙 |
ウェブサイト | https://kichiri.jp/tonkyu/ |
その他 |
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