ノスタルジックな店構え。家で過ごしているかのような気持ちにさせてくれる、親しみあふれる店員。
鉄板焼き店『浅草もんじゃ てっぱん大吉』は、浅草の魅力が詰まった1店といえます。
ここで味わえるのは、庶民の味として昔から親しまれてきた、お好み焼きともんじゃ焼き。
浅草のディープな食体験をするなら、『浅草もんじゃ てっぱん大吉』はうってつけです。
3種の具材でボリューム満点のお好み焼き
『浅草もんじゃ てっぱん大吉』を訪れたら、お好み焼きの『豚・そば・たまご天』の注文は外せません。
豚バラ肉、麺、そして卵焼きがメイン具材になった、ボリューム満点の1品です。
『豚・そば・たまご天』 913円(税込み)
まずは、豚バラのみを鉄板で焼いていき、別皿で提供される卵で目玉焼きを作ります。
焼いている間は、丼の中で生地を混ぜることに集中。
「おいしく仕上げるコツは生地をよく混ぜることです」
店員からそういわれたら、丼の中で生地を混ぜる手にも力が入るというもの。
空気を含ませるように混ぜていき、程よく粘り気が出たら、鉄板の上に生地を広げていきます。
その上に、先に焼いておいた豚バラを乗せて、しばし休憩。
お好み焼きの淵が固まるまで、じっと待ちます。
数分経ったら、コテを差し込み焼き目を確認。
写真のように、きれいな焼き目が付いていればひっくり返すサインです。
うまくひっくり返すコツは多々ありますが、最も重要なのは勢い。
お好み焼きの両側にコテを差し込み、手前にひっくり返しましょう。
仕上げておいた目玉焼きを乗せたら、ほぼ完成。仕上げの作業に入ります。
卓上に用意されているソースとマヨネーズをお好み焼きにたっぷりとかければ、ジュウジュウと食欲をそそる音が。
鉄板の上で焦げたソースの香りもまた最高で、早く食べたい気持ちが刺激されます。
コテで半分に割ると、目玉焼きの黄身がトロリ。
フルーティーなソース、酸味のあるマヨネーズとマッチして、濃厚な味わいを作り出します。
生地は、弾力感のある麺が食感にアクセントを加えており、こちらもまた絶品。
濃厚な味わいは、いくらでも食べられてしまいそうなおいしさです!
多彩な海鮮が具材になった『海鮮天』
お次は、具材に魚介類を使用したお好み焼き、『海鮮天』。
山の幸が詰まったお好み焼きが『豚・そば・たまご天』なら、『海鮮天』は海の幸といえます。
『海鮮天』 1,133円(税込み)
具材は、アサリ、イカ、エビ、貝柱、桜エビ、紅ショウガ、キャベツ、揚げ玉、そしてスルメイカを削って作る切りイカ。
キャベツのシャキシャキ感に、プリプリの魚介、具だくさんな『海鮮天』は多彩な食感も魅力です。
生地は、切りイカと築地場外市場から仕入れている桜エビの出汁が染み出し、後を引くおいしさ。
ソースとマヨネーズが合わさることで生まれるコク深い味わいに、ついビールを注文したくなります。
お酒と一緒に楽しみたい、もんじゃ焼きも注文必須
浅草というエリアにあるため、外国人観光客の来店も多い『浅草もんじゃ てっぱん大吉』。
日本人客だけでなく、外国人観光客からの人気も高いのが、もんじゃ焼きの『明太スペシャルもんじゃ』です。
『明太スペシャルもんじゃ』 1,452円(税込み)
コテで細かく切り刻んだ具材に、スープ状の生地を流し込み、焼いて食べるもんじゃ焼き。
昔から庶民の味として親しまれており、もんじゃ焼きを提供する店ごとに、味の特徴があります。
『浅草もんじゃ てっぱん大吉』では、お酒にあうことを意識し、あえて濃いめの味付け。
酸味のあるウスターソース、さらにカツオの出汁でコクをプラスします。
焦げ目が付いた頃合いを見計らい、ヘラですくって食べれば口をついて出るのは「おいしい!」のひと言。
明太子のうまみと、ほんのりとした辛み、そして大葉のさわやかな風味が効いており、塩気とコクの塩梅が絶妙です。
家のような居心地のよい『浅草もんじゃ てっぱん大吉』
『浅草もんじゃ てっぱん大吉』は、客自身が調理をするセルフスタイルですが、店員の手が空いていれば、代わりにやってくれることも。
火加減の調整をお願いしたり、作り方を尋ねるのも、問題ありません。
『浅草もんじゃ てっぱん大吉』内観
店内は、ドラマのロケ地にも多々使用されているほど、郷愁をそそる雰囲気。
壁に貼られた手書きのメニューが、趣深さをより一層強いものにしています。
店員は親切で店の雰囲気もよく、それでいて注文する料理はどれもおいしく完璧。
最初に「浅草の魅力が詰まった店」と紹介した理由が、お分かりいただけたでしょうか。
『浅草もんじゃ てっぱん大吉』外観
店舗情報
店名 | 浅草もんじゃ てっぱん大吉 あさくさもんじゃ てっぱんだいきち Asakusa Monja Teppan Daikichi |
---|---|
住所 | 東京都台東区浅草1-14-2
|
アクセス |
浅草駅A1出口から徒歩4分
浅草駅3番出口から徒歩5分
|
電話番号 | 050-5869-5165 |
予約 | 可 ※電話から予約可能 |
支払い方法 |
|
サービス料・席料 | なし |
営業時間 | 月・木~日曜日11:30〜23:00(LOフード22:00、ドリンク22:30) 火・水曜日17:00~23:00(LOフード22:00、ドリンク22:30) |
定休日 | なし ※不定休あり |
席数 | 41席 ※テーブル19席、座敷22席 |
喫煙・禁煙 | 全席禁煙 |
ウェブサイト | https://www.instagram.com/teppandaikichi2/ |
その他 |
|