銀座の隠れた沖縄スポット 食べ歩きにも最適な沖縄料理が勢ぞろい【銀座わしたショップ本店】

日本のリゾート地といえば、必ずや名前があがる沖縄。

美しい自然、歴史的な建築物だけでなく、郷土色豊かな料理もまた、人々を惹きつけてやまない理由です。

東京の有楽町駅を最寄りとする『銀座わしたショップ本店』は、東京にいながら本格的な沖縄料理を楽しめるスポット。

テイクアウトも可能で、食べ歩きにぴったりの、ちょっとしたフードも楽しめます。

『銀座わしたショップ本店』で販売されているサーターアンダギー各種

沖縄のストリートフードを楽しめる『銀座わしたショップ本店』

沖縄の物産品を専門に販売する『銀座わしたショップ本店』では、フードエリアを併設しています。小スペースながら料理の品ぞろえは豊富。

その中からまずご紹介するのは、沖縄のストリートフードです。

沖縄のスイーツの定番『サーターアンダギー』

小麦粉、砂糖、卵を混ぜて油で揚げた『サーターアンダギー』は、沖縄でおやつとして日常的に食べられているお菓子。

『銀座わしたショップ本店』では、シンプルな甘さのプレーンをはじめ、紅茶、黒糖、コーヒー、ピーナッツ味の5種類のフレーバーをそろえています。

嬉しいのは、店内で揚げているため、タイミング次第で出来立てを味わえる点。

店内で揚げている手作りのサーターアンダギー

表面はカリッと、中はふわふわの食感は、例えるならばドーナツのようです。

手のひらに収まる小ぶりなサイズですが、食べごたえはしっかり。しかし、甘さはやわらかく、1つ2つと手が伸びます。

異なるフレーバーで食べ比べを楽しむのもよく、『銀座わしたショップ本店』では特に黒糖が人気。

1つ180円(税込み)で購入できるほか、5個セットで850円(税込み)、10個セットで1,650円(税込み)と、お得なセット販売もあります。

(上段)『紅茶』 180円(税込み)、(下段左)『黒糖』 180円(税込み)、(下段右)『プレーン』 180円(税込み)

沖縄版の天ぷらの意外な食感に夢中

沖縄版の天ぷらもまた、スナック感覚でよく食べられている料理。

天ぷらといっても、サクサクとした衣ではなく、フリッターのようなフワフワの食感です。

『沖縄てんぷら さかな』 260円(税込み)

また、一般的な天ぷらは、めんつゆにつけますが、沖縄版の天ぷらはそのままいただきます。

もずくや白身魚が定番の具材で、おやつとしても、酒のおつまみにも最適。

特に白身魚の『沖縄てんぷら』は、具材も衣もふわふわで、その意外な食感に夢中になってしまうこと間違いなし。

淡白ながら、甘さも塩気も絶妙な塩梅で、いくらでも食べられそうな味わいです。

『沖縄てんぷら もずく』 260円(税込み)

沖縄のドリンクはアイスとともに楽しんで!

『銀座わしたショップ本店』では、シークヮーサー、パイン、さらにはゴーヤーと沖縄ならではのフレーバーのドリンクも充実しています。

こちらは、沖縄で広く親しまれている『ブルーシール』のアイスとともに、召し上がれ。

暑い夏の時期には、ひんやりとしたドリンクとアイスが、暑さを和らげてくれます。

(左)『シークヮーサージュース』 400円(税込み)、(右)『アイスクリームシングル』 440円(税込み)

さらに、『ブルーシール』のアイスは寒い冬でも楽しみたくなる魅力にあふれています。

黒糖、ウベ(紅山芋)、塩ちんすこうといった、珍しいフレーバーに好奇心を刺激され、試さずにはいられません。

『ブルーウェーブ』

しかも、『ブルーシール』のアイスは、沖縄以外では滅多にお目にかかれないレアなブランド。

沖縄ならではのスイーツと出会えるのも、『銀座わしたショップ本店』を訪れる醍醐味です。

沖縄の家庭の味もよりどりみどり!

次に紹介するのは、沖縄の家庭の味。

イートインスペースもそなえている『銀座わしたショップ本店』では、沖縄料理専門店にも引けを取らない本格的な味を楽しめます。

店内で手作りの『ゴーヤーチャンプルー』は注文マスト

1つ500円(税込み)とリーズナブルながら、値段以上のおいしさ。

数量限定で販売される『ゴーヤーチャンプルー』は、『銀座わしたショップ本店』を訪れたなら注文すべき1品です。

『ゴーヤーチャンプルー』 500円(税込み)

味付けは、カツオと豚骨からとった出汁を使いシンプルに。

ゴーヤーは苦みが強いことで知られる食材ですが、種とわたを丁寧に取り除くことで、食べやすくなります。

沖縄産のゴーヤーを使う

沖縄の伝統的な豆腐である、島豆腐を使うのも、おいしさの理由。ほどよい塩気と、出汁のうまみが際立つ、コク深い味わいです。

さらに、島豆腐は食感が固く、食べごたえも抜群。

シャキシャキとしたゴーヤーの食感も相まって、箸が止まらなくなってしまいます。

一般的な豆腐とは異なる食感と味の島豆腐

ユニークなのは、『銀座わしたショップ本店』の調理スタッフによって『ゴーヤーチャンプルー』の味が変わること。

沖縄の家庭料理の定番である『ゴーヤーチャンプルー』は、各家庭で味付けはさまざま。

沖縄出身者や、沖縄に所縁がある店員が多く勤める『銀座わしたショップ本店』でも、調理スタッフが日頃から食べている味が『ゴーヤーチャンプルー』に反映されているのです。

日によって味が変わる自由さも、『銀座わしたショップ本店』の『ゴーヤーチャンプルー』の魅力。沖縄のリアルな家庭の味を楽しみたい人には、うってつけです。

具材の異なる沖縄のそばは、どちらも高い満足度

沖縄料理といえば、軟骨付きのスペアリブがのった『ソーキそば』も忘れてはいけません。

『ソーキそば』 900円(税込み)

沖縄でスペアリブを指すソーキは、箸で簡単にほぐせるやわらかさ。しかも、大振りのソーキが2個も入っておりボリューム満点です。

それでいて1杯900円(税込み)という価格は、銀座という立地を考えると破格。

味に妥協はなく、スープのうまみがソーキと一体化し、本格的な味わいです。

味のベースとなるスープはカツオと豚骨からうまみが染み出し、なおかつやさしい塩気。

後からほのかに甘みも感じ、独特の風味は、飲めば飲むほど夢中になってしまうはず。

そこに紅ショウガの辛み、お好みで『コーレーグース』と呼ばれる、沖縄の調味料を加えれば、よりさっぱりとした後味に。

『コーレーグース』は、泡盛に唐辛子を漬け込んだ調味料で、少量でもしっかりと辛みを感じられます。

さらに『銀座わしたショップ本店』では、『ソーキそば』のほかに『ゆし豆腐そば』なるメニューも。

固い島豆腐とは異なり、エアリーな食感の豆腐がゆし豆腐で、こちらもまた沖縄ならではの食材です。

『ゆし豆腐そば』 800円(税込み)

 

ゆし豆腐の口の中でほどけるようなやわらかさは、唯一無二。大豆本来の味が感じられ、一般的な豆腐よりも濃厚な風味です。

また、スープが染み込んだゆし豆腐は、絶品。

豆腐なのでヘルシーで口当たりが軽く、毎日食べても飽きないおいしさです。

ピリッと辛い『タコライス』は平日限定

『タコライス』は、沖縄の文化的背景が感じられる郷土料理。

米軍基地に駐留する米軍関係者に向けたタコスをアレンジして生まれたのが、『タコライス』といわれています。

『タコライス』 780円(税込み)

 

ライスの上にたっぷり乗った挽肉は、香辛料で味をつけてありスパイシー。

しかし、汗が噴き出すほどの辛さではなく、子供から大人まで食べられます。

コク深いチーズと、酸味のあるトマトベースのソースをともに頬張れば、さらにおいしさもアップ。

沖縄を代表する丼料理である『タコライス』は、ボリューム満点でかなりの満足度です。

沖縄特産品の買い物も一緒に楽しめて、魅力が2倍

『銀座わしたショップ本店』の物品エリア

各都道府県が、自分たちの地域の特産品や文化を紹介することを目的に開設する、通称アンテナショップは、首都圏を中心に数多く存在します。

『銀座わしたショップ本店』は、アンテナショップの先駆けともいえる存在で、沖縄の県産品を拡大するため、1994年に銀座の地にオープンしました。

『銀座わしたショップ本店』外観

沖縄料理を食べた後は、『銀座わしたショップ本店』の店内で買い物すれば、楽しみが2倍。

調味料やスナック菓子、自宅で簡単に沖縄料理を楽しめるレトルト食品、はては野菜に食器まで、ありとあらゆる沖縄の県産品がそろいます。

シークヮーサーを使用した調味料

沖縄そばのカップ麺

もちろん、沖縄発祥の酒として全国的に知名度が高い、泡盛も種類豊富にラインナップ。

沖縄料理専門店でも、なかなかお目にかかれない銘柄もあり、県産品に特化した『銀座わしたショップ本店』の強みが垣間見えます。

『銀座わしたショップ本店』がそろえる、20種類は超えるであろう銘柄の中から、特におすすめは3種類。

『菊之露』『請福』『瑞泉』の酒蔵が作る泡盛は特に人気が高いといいます。

(左から)『菊之露』『請福』『瑞泉』

また、沖縄のローカルドリンクであるオリオンビールも。

フレーバーが付いたオリオンビールからチューハイまで、こちらもさまざまな種類があり、つい何本も買いたくなってしまいます。

レアなオリオンビールも『銀座わしたショップ本店』ならそろう

沖縄の郷土料理を食べて、県産品も買えて、東京にいながら観光気分にひたれる『銀座わしたショップ本店』。

実際に沖縄を訪れることが一番ですが、気軽に沖縄料理を楽しみ、文化に興味を持つには、最適なスポットです。

店舗情報

店名 銀座わしたショップ本店
ぎんざ わしたしょっぷ ほんてん
Ginza Washita Shop Honten
住所 東京都千代田区有楽町2-10-1 東京交通会館 1階
アクセス 有楽町駅京橋口からすぐ
  • JR山手線(JY30)
  • JR京浜東北線(JK25)

有楽町D7出口からすぐ
  • 東京メトロ有楽町線(Y18)

銀座一丁目駅2番出口から徒歩2分
  • 東京メトロ有楽町線(Y19)
電話番号 03-6701-8220
予約 不可
支払い方法
  • 現金
  • カード可(American Express・JCB・Master・JCB)
  • 電子マネー可(交通系電子マネー〔Suicaなど〕・iD・nanaco・QUICPay・WAON・楽天Edy)
  • QRコード決済不可
営業時間 ■物品エリア
10:00~20:00


■フードエリア
11:30~18:45(LO18:30)
定休日 1/1~1/2
席数 スタンドテーブルのみ
喫煙・禁煙 全席禁煙
ウェブサイト https://www.washita.co.jp/info/shop/ginza/
その他
  • 日本語・英語対応の券売機のみあり
  • アレルギー対応メニュー、ヴィーガン・ベジタリアン・ハラール対応メニューなし
  • 車いす可
  • テイクアウト可、デリバリー不可
  • スーツケースを置くスペースなし
  • Wi-Fiなし
  • 客が店内で撮影した料理写真のSNS投稿は可
  • 個別会計は不可

※メニューの内容や料金、店舗情報などは2025年5月時点のものです。