ブランドコンセプトは「野菜で作ったちょっとだけ贅沢なお菓子」。
『麻布野菜菓子』では、野菜をふんだんに使った和菓子やかき氷を提供しています。
他店では見られない、野菜を使ったユニークかつおいしいスイーツの数々。特におすすめのものを紹介します。

野菜とスイーツの融合に驚く
麻布十番駅からすぐ近くの場所に本店を構える『麻布野菜菓子』。
店内には、野菜をつかった和洋さまざまなスイーツがずらりと並びます。

『麻布野菜菓子』の内観
野菜そのものの色合いが活かされており、色鮮やかなスイーツが多く並びます。
野菜を使ったスイーツの専門店は少なく、珍しい品ぞろえに「これはどんな野菜が使われているんだろう?」と、見ているだけでもワクワクします。
お土産にもおすすめ! パリパリの皮を楽しめる『野菜最中』
『麻布野菜菓子』で、定番人気商品といえば『野菜最中』。
最中は、もち米で作ったパリッとした薄い皮に、甘い餡を挟んだ日本の伝統的な和菓子です。
中の餡は、つぶ餡やこし餡、さらには季節の素材を使ったものなど種類豊富。
『麻布野菜菓子』では『黒胡麻と木の芽』『薩摩芋(さつまいも)』『蓮根(れんこん)』の3種類の味を用意しています。

(左から)『野菜最中 黒胡麻と木の芽』『野菜最中 薩摩芋』『野菜最中 蓮根』 各356円(税込み)
『麻布野菜菓子』の『野菜最中』は、香ばしい最中の皮と、野菜を使用した餡(野菜餡)がワンセットになっており、最中の皮と餡は別々に包装。
餡の袋を開けて最中の皮に挟めば、できたてのようなおいしさを味わえます。

『黒胡麻と木の芽』は、たっぷりの練り黒胡麻にさわやかな木の芽の風味がアクセントに。
『薩摩芋』の餡には香川県産の角切りサツマイモが、『蓮根』の餡には細かく刻んだ蜜漬けのレンコンが入っています。
どれも素材の個性が光り、野菜の新しい魅力に、思わず驚かされるはずです。

最後の仕上げを食べる直前に行うので、皮のパリパリ食感と、野菜の風味が生かされた餡の組み合わせが楽しめます。
『野菜最中』は1個から購入可能。6個以上入った箱入りのセットもあり、持ち運びやすく、日持ちもするので、お土産にもおすすめです。
しっとりした皮と野菜餡のハーモニーを楽しむ『野菜餡のどら焼き』
どら焼きは、こんがりと焼いた皮に餡を挟んだ日本の定番和菓子の1つ。
『麻布野菜菓子』ではもちろん、野菜餡を使用したどら焼きを提供しています。

『野菜餡のどら焼き』 各356円(税込み)
『野菜餡のどら焼き』のフレーバーも3種類。『小豆』『紫芋』『南瓜(カボチャ)』があります。

『野菜餡のどら焼き 小豆』
『野菜餡のどら焼き 小豆』は、豆の風味が強く感じられるつぶ餡。北海道産小豆で作った餡は、隠し味にバターが練り込まれています。

『野菜餡のどら焼き 紫芋』
紫色の餡が美しい『野菜餡のどら焼き 紫芋』は、生クリームが隠し味。スイートポテトのような、やさしい甘さとイモ独特のコクが特徴です。

『野菜餡のどら焼き 南瓜』
『野菜餡のどら焼き 南瓜』の野菜餡は、えびすカボチャに生クリームを合わせたクリーミーな味。
隠し味のシナモンがきいており、まるでパンプキンパイを味わっているかのようです。
各1種類ずつ入った3個ボックス入りのセットがあるので、こちらもちょっとした手土産や差し入れにぴったり。普通のどら焼きとはひと味違う意外性で、話題を提供してくれそうです。

『野菜の水羊羹8個セット』 3,123円(税込み)※写真の4個セットは2025年7月現在完売
夏の和菓子として、よく名前が挙がる水羊羹。餡と寒天で作られた、ぷるんとした食感が魅力のスイーツです。
『麻布野菜菓子』では、5月~9月頃に夏季限定で野菜の水羊羹を販売しています。
真っ赤に熟したトマトの果肉が丸ごと入った『トマト』、色鮮やかな紫色の『紫芋』、プリンのようななめらかな舌触りの『南瓜』、プチプチとした種の食感が残った『無花果(イチジク)』。
どれも素材本来の味わいが生きており、スイーツとして見事に仕上げられた逸品ばかりです。
暑さで食欲が落ちた時期にも、ひんやり、さっぱり食べられます。
ふわふわの氷で野菜シロップを楽しむ、『麻布野菜菓子』ならではのかき氷
麻布十番にある『麻布野菜菓子』の本店では、3月頃〜11月頃の期間限定ですが、イートインでかき氷を食べることができます。
『麻布野菜菓子』のかき氷は、アボカドやホウレンソウ、セロリなどの野菜を使用した、他店では食べられないフレーバーがたくさん。
今回は『赤いミニトマトのかき氷』をいただくことにしました。

削られていく、ふんわりとした口どけの氷。中にもたっぷりと特製シロップが入っています。

『赤いミニトマトのかき氷』 1,600円(税込み)
鮮やかな赤い見た目は、一見イチゴのかき氷のようにも見えますが、口に含むと驚き!
濃厚なミニトマトの味わいと甘さが見事に合わさり、氷とともに口の中で溶け広がります。
トマト独特の風味は残しつつも、違和感なく甘みと一緒になり、どんどん食べ進めてしまいます。

上にかかっているのは、クリームチーズと練乳で作られたソース。
イタリア料理でもおなじみですが、トマトはチーズなどの乳製品と相性抜群。『赤いミニトマトのかき氷』でも、トマトの持つ酸味を、乳製品のコクがまろやかにしてくれます。

『麻布野菜菓子』の外観
日常でよく知る野菜が和菓子スイーツになることで、新鮮な発見を体感できる『麻布野菜菓子』。
ひと味違うお菓子や手土産を探している人、珍しい和菓子を味わいたい人は、ぜひ訪れてみてください。
店舗情報
店名 | 麻布野菜菓子 あざぶやさいがし Azabu yasaigashi |
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住所 | 東京都港区麻布十番3-1-5
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アクセス |
麻布十番駅1番出口から徒歩2分
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電話番号 | 03-5439-6499 |
予約 | 不可 |
支払い方法 |
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サービス料・席料 | なし | 営業時間 | 月・水~金曜日10:00〜19:00(LO) 土日・祝日10:00〜18:30(LO) |
定休日 | 火曜日 ※不定休あり |
席数 | テーブル14席 |
喫煙・禁煙 | 全席禁煙 |
ウェブサイト | https://azabuyasaigashi.com/ |
その他 |
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※メニューの内容や料金、店舗情報などは2025年7月時点のものです。