海外の料理に、日本人好みの改良を施して生まれた洋食。
今や、日本独自の料理ジャンルとして名前が挙がるほどの進化を遂げました。
浅草には洋食の名店が軒を連ね、創業40年を超える『レストラン大宮 浅草本店』も、その1つ。
すべての料理が看板メニューといえる同店で、とりわけ創業当時から高い人気を誇るのが『ハンバーグステーキデミグラスソース』です。
『ハンバーグステーキデミグラスソース』 2,600円(税込み)
まるでステーキを食べているかのような『レストラン大宮 浅草本店』のハンバーグ
特筆すべきは、その形。薄く成形したハンバーグは、平たくビッグサイズ。
ステーキを意識してのサイズ感だそうですが、ほかにも理由があります。
1つ目は、薄く、平たく成形することで短時間で焼き上げることが可能に。
2つ目は、短時間で焼けるため、肉汁の流出を防ぐことでジューシーな食感に仕上がります。
また、ひき肉を練る際は、氷水に当てたボールの中で。
手のひらの熱で肉の脂肪分が溶け出すのを防ぐのも、ジューシーさを出すためのコツです。
そうして出来上がったハンバーグは、ステーキを食べているかのような、肉の主張が強い味わい。
焼き上げる直前にコショウを振りかけることで香りが生き、味わいにアクセントを加えています。
付け合わせには、フランスの郷土料理である、ジャガイモ料理の『ポテトリヨネーズ』。
タマネギとベーコン、茹でたジャガイモをサッと炒めた後、チーズをまぶしてオーブンで焼いて仕上げた、シンプルな料理です。
『ポテトリヨネーズ』
ハンバーグと『ポテトリヨネーズ』を盛り付けたら、特製のデミグラスソースをかけて完成。
2週間かけて仕込んだデミグラスソースは、じっくりと煮込んでいるからこそのうまみがあります。
しかし、それだけではありません。
『レストラン大宮 浅草本店』のデミグラスソースは、うまみとコクの中に、ほのかな苦みが効いています。
この苦みが、『ハンバーグステーキデミグラスソース』のジューシーな味わいを引き締め、個性を与えているといっても過言ではありません。
『ご飯に合う洋食』を掲げる『レストラン大宮 浅草本店』
ランチタイムに提供している『ハンバーグステーキデミグラスソース』は、ライスもしくはパンのどちらかを選んでセットにできます。
ライスは銅製の窯を使いあえて固めに炊き上げており、パンは自家製のものを使うというこだわりぶり。
どちらを選んでも間違いはないのですが、店が『ご飯に合う洋食』を掲げているとあり、せっかくならばライスをチョイスしたいところです。
ライスには、芳醇な甘みとさわやかな香りが特徴のブランド米『会津継承米 氏郷 (あいづけいしょうまい うじさと)』を使用。
ハンバーグの味わいを損なわず、甘みがプラスされることで、より深いコクを生み出します。
ほどけるようなやわらかな和牛が具材のカレー
もう1品、『レストラン大宮 浅草本店』でおすすめしたい料理が『黒毛和牛ビーフカレー』。
『黒毛和牛ビーフカレー』 2,980円(税込み)
カレーもまた、洋食の中で人気が高い料理です。
その人気は日本国内にとどまらず、海外でも日本のカレーのおいしさが評価されているといいます。
『レストラン大宮 浅草本店』のカレーは、たっぷり入った和牛のサーロイン肉が自慢。
香草を漬けたオイルで、ニンニクとショウガを炒めて香りを出してからサーロイン肉を焼くため、風味のよさが際立っています。
さらに、黒毛和牛の風味や食感を生かすため、あえてルーとともに煮込まないのもポイントです。
鶏ガラスープをベースにしたルーで、辛みよりもまず先に感じるのが、深いうまみ。
丁寧に6~8時間かけて鶏ガラを煮込んで抽出したうまみが、ルー全体の味わいをワンランク上に引き上げます。
後入れの和牛のサーロイン肉とともに頬張れば、さらに絶品。
ルーに加えた香辛料の辛み、野菜の甘みや酸味、そこにサーロイン肉の濃厚な脂がプラスされることで、極上のひと口が生まれます。
夜はオードブルも充実
今回紹介した料理以外にも、ディナータイムにはコース料理の提供も行っている『レストラン大宮 浅草本店』。
ワインのラインナップも充実しており、料理と合わせて楽しみたいところです。
『レストラン大宮 浅草本店』内観
また、雷門から徒歩3分という絶好の立地にあり、窓際からは賑わう浅草の街並みを見ることもができます。
通りを行き交う人々を借景に料理を楽しむなら、おすすめの時期は5月。
毎年5月は、江戸三大祭りの1つに数えられる三社祭が行われ、『レストラン大宮 浅草本店』の2階の窓際は絶好の鑑賞スポットです。
極上の料理とともに、忘れられない浅草観光の思い出を『レストラン大宮 浅草本店』で作ってみてはいかがですか。
店舗情報
店名 | レストラン大宮 浅草本店 れすとらんおおみや あさくさほんてん Restaurant Omiya Asakusa |
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住所 | 東京都台東区浅草2-1-3
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アクセス |
浅草駅6番出口から徒歩2分
浅草駅A1出口から徒歩5分
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電話番号 | 03-3844−0038 |
予約 | 平日ランチ、土日ディナーのみ可 ※電話から予約可能 |
支払い方法 |
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サービス料・席料 | なし |
営業時間 | 火~土曜日11:30〜14:00(LO)、17:30~20:30(LO) 日・祝日11:30〜14:30(LO)、17:00~20:00(LO) |
定休日 | 月曜日 ※不定休あり |
席数 | 25席 ※テーブル16席、カウンター9席 |
喫煙・禁煙 | 全席禁煙 |
ウェブサイト | https://0038.info/asakusa |
その他 |
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